【映画】『天気の子』名シーン・名場面ランキング【ネタバレ考察】
今回は、新海誠監督の新作『天気の子』の名シーンランキングを紹介していきます。
名シーンというより、僕が驚いた場面ランキングと言った方が正確かもしれません。
それでは、さっそく第8位から紹介していきます。
第8位 須賀圭介が想像以上にダメンズ
第8位は、小栗旬さん演じる須賀圭介が、想像以上にダメンズだったことです。
吸ってはいけないとされているタバコを吸おうとし、一時は猫のアメによって阻止されますが、帆高をクビにした罪悪感から結局吸ってしまいます。
『天気の子』の中のキャラクターで1番人間らしくて、僕は結構好きなキャラです。笑
須賀圭介のみせる弱さというのが、少し太宰治に似ているような気がしました。
根は優しいのにちょっと不器用なところが。
須賀圭介は、『天気の子』の世界観をつくるのに、とても良い仕事をしたと思います。
第7位 陽菜さんの弟がイケメン過ぎた
第7位は、陽菜さんの弟がイケメン過ぎたことです。笑
最初、帆高が須賀圭介の事務所に向かう途中のバスで見かけた時は、「なんか鼻持ちならないやつ」と思っていましたが、普通にメッチャいいやつでしたね。
仲良くなってよさが分かるタイプでした。
小学生の時点で女の子を落とすテクニックを身につけている彼の将来が楽しみですね。
そして、帆高と凪の関係が凄くいいなと思いました。
上の年代の人たちは、年功序列で育っており、「年上=偉い」という価値観を持っている人は少なくないはずです。
しかし、帆高は凪のことを「センパイ」と呼んでいます。
年下であっても自分よりも優れているところがあれば、素直に尊敬できるというのが帆高の良さであり、最近の若者を映し出しているように思いました。
凪は将来、『千と千尋の神隠し』のハクのようなイケメンになりそうですね。
第6位 帆高が銃を発砲
第6位は、帆高が銃を発砲したことです。
しかも、2回目も。
『天気の子』は、主人公の帆高の好き嫌いで賛否が大きく分かれるのかなと思います。
陽菜さんもキビシイ口調で責していたように、1回目の発砲の時は、相手に当たっていてもおかしくはありませんでした。
本当に当たらなくて良かったです。
しかし、1回目と2回目の発砲は明らかに意味が違います。
1回目は、おもちゃだと思って撃ちましたが、2回目は本物だと分かっていて撃っています。
2回目の時は、須賀圭介と警察に囲まれ、このままでは陽菜さんを助けることができないという焦りからだと考えられますが、僕は「うわ、また撃っちゃった」と思いました。
警察は防犯カメラの映像で、帆高が1度発砲していることを知っているので、銃を向けた時に正当防衛として帆高が撃たれてもおかしくはありませんでした。
逃げられると分かっていても、あの場面は冷や冷やしましたね。
結局は、須賀圭介と凪センパイの協力があって屋上まで行くことができました。
須賀圭介と凪センパイの好感度が上がりっぱなしですね。
そして、凪センパイの女装は似合っていました。笑
第5位 陽菜さんが消えてしまった
第5位は、ラブホテルで朝を迎えると、陽菜さんが消えてしまっていたことです。
前の晩に消えかかっていることを知らされていたとは言え、残されたバスローブを見るとやっぱりもの凄く寂しい気持ちになりました。
親密になった後に消えるというのはお約束のパターンではありますが、それでもショックなものはショックですよね。
帆高と夏美の2人が「占いババア」に取材をして、晴れ女は自分の能力を使った代償として神隠しにあうという話を聞いた時点で陽菜さんが消えることは分かっていました。
そして、そのタイミングがラブホテルで楽しい時間を共有した後だったので、見せ方が凄く上手いと思いました。
そして、渡した指輪が空から落ちてくるシーンは、本当に胸が痛かったです。
第4位 本当に世界の形を変えてしまっていた
第4位は、本当に世界の形を変えてしまっていたことです。
「彼女過ごした、あの年の夏。東京の空の上で僕たちは、世界の形を決定的に変えたしまったのだ」-『天気の子』小説p.15より
予告で何度もこの言葉を聞きましたが、その時点では比喩だと思っていました。
しかし、陽菜を助けてからは雨が降り続け、東京の陸地面積が大幅に減ってしまい、文字どおり世界の形を変えてしまっていました。
『天気の子』のテーマは、一人の犠牲の上で成り立つ世界を否定することだと思っています。
世界は狂ったとしても、自分が愛する人を助けるというのが、新海誠監督が出した答えだと受け取りました。
『天気の子』は、一人の英雄が犠牲になって世界を救う話に対するアンチテーゼになっています。
もし陽菜さんはいなくなったけど雨はやんだからめでたしめでたしという話だったら「おい」ってなりますよね。
たとえ世界が狂ったとしても、何とかして陽菜さんを助けるべきだと考える人が大半だと思います。
『君の名は。』のメンバーが出演
第3位は、『君の名は。』のメンバーが出演したことです。
晴れ女の仕事で、あるおばあちゃんの家に行き、奥から瀧くんが登場した時はあまりの衝撃で呼吸が止まりました。
映画を観る前から『君の名は。』のキャラが出てきたらいいなとは思っていましたが、「このタイミングで来たか!」とビックリしました。
帆高と瀧くんが話しているところを見ると、瀧くんが大人のように感じました。笑
そして、帆高が陽菜さんの誕生日プレゼントの指輪を買った時の店員が、三葉でしたね。
これもまさかここで登場するとは思わず、もの凄く驚きました。
関連記事:瀧くんと三葉は結婚していた!?
第2位 風で陽菜さんが中に浮いた
第2位は、須賀圭介の娘さんと遊んだ帰り道、陽菜が「わたしー」と言った瞬間に中に浮いてしまうシーンです。
「あ、このタイミングで消えるんだ」と思いました。
このシーンは、『君の名は。』の黄昏時を彷彿させますね。
もしこのタイミングで陽菜さんが消えてしまっていたら、「『君の名は。』と同じパターンか」と文句を言う人がいたかもしれませんね。笑
このシーンの衝撃はかなりのもの凄くでした。
第1位 陽菜さんが実は15才
第1位は、陽菜さんが15才だったことです。
帆高が警察に捕まり、パトカーの中で「一緒にいた15才の少女はどこに行った?」というセリフを聞いた時は、耳を疑いました。
まさか、本当の年齢を隠していたとは、、、
みなさんは、なぜ帆高にウソをついたと思いますか?
- 帆高に心配をかけないため
- 視聴者を驚かすための伏線
- 帆高の弟キャラを引き立てるため
色々考えられますが、帆高よりは陽菜さんの方が年上っぽいっですよね。
「私がしっかりしなきゃ」と思って、とっさに年をごまかしたのかもしれませんね。
鳥居をくぐって空の世界で出会ってから帆高は、「陽菜さん」から「陽菜」へと呼び方を変えていましたね。
どこかのタイミングで「なんで呼び捨てにしてんのよ!」とか「お前、年ごましてただろ」といったやりとりがあっても良かったかもしれません。
ランキングの発表は以上です。
みなさんは、どのシーンが好きですか?
この記事を書いている間も、ずっと頭に『天気の子』の映像が流れており、1日たった今もまだ映画の余韻に浸っています。
陽菜さんことについてもっと詳しく知りたいという方は、陽菜(ひな)さんの能力の秘密・母親も晴れ女!?という記事をご覧ください。
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『天気の子』が好きな方は是非、名言集も併せてご覧ください。
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