【ネタバレ感想】『ブルーピリオド』第5巻でユカ(龍二)と八虎が裸に!?【名言も紹介】
『ブルーピリオド』の第5巻では、次のことが明らかになりました。
- 東京藝大1次試験の合否について
- ユカが×だけ描いて退出した理由
- ユカと八虎がホテルで裸になる⁉
以上の内容を絡めながら、『ブルーピリオド』第5巻に収録されていた第17話から第21話までの内容を簡単に紹介していきます。
※これ以降ネタバレの内容を含みます
第17話【ネタバレ】
ー『ブルーピリオド』第5巻より
藝大の1次試験が終わり、8日後に2次試験が控えているという状況です。
藝大の1次試験の合格発表前日、予備校に通う受験生たちに息抜きをさせるために大葉先生は博物館へと連れていきます。
しかし、ただ観るだけではありませんでした。
- 1周目:楽しむ側の立場で【鑑賞者】
- 2周目:絵を描く人として【表現者】
博物館を1周目は楽しむために周り、2周目は絵を描くという視点で周り、1時間で1人1枚の絵を描きあげました。
ありきたりな絵を描いてしまった八虎は、自分が描いた絵を見て改めて凡人であることを実感します。
次の日の朝10時に試験の結果を確認し、結果に関わらず連絡をするように生徒に伝えて解散しました。
結果発表当日、1次試験合格者として1番最初に姿を見せたのは、桑名マキでした。
ー『ブルーピリオド』第5巻より
合格者は3人で、そのうちのもう1人が八虎です!
続いて第18話の内容を紹介します。
第18話【ネタバレ】
ー『ブルーピリオド』第5巻より
第18話で、最後の合格者が橋田であることが分かりました。
そして、高橋世田介も合格していたことを橋田の口から聞きます。
八虎は大葉先生と2次試験対策として油絵の色の使い方について面談を行い、その時に「鮎川龍二くんて最近会った?」と訊かれ、「いや・・・会ってないっすけど」と返しました。
帰りに絵の具を買おうと思い店の前で立っていたところに「おにーさん」と声をかけられ、振り向くとそこにはユカ(鮎川龍二)の姿がありました。
ー『ブルーピリオド』第5巻より
ユカは、1次試験で不合格となり今はバイトをしていると言います。
そして別れ間際に「アタシもう美大にはいかないことにしたから」と言われ、八虎はあまりに驚き言葉を失くしてしまいました。
予備校に戻り、桑名マキから摂食障害だった友達が美大に行くのをやめてお絵かき教室でバイトをするようになってから調子が良くなったという話を聞きます。
八虎は、その友達と同じでユカもある意味救われたんだと自分に言い聞かせました。
その後、実はユカが1次試験で×だけ描いて途中退出した話を聞き、ユカに電話します。
八虎は「何かしてほしいことないの?」と訊き、バイト中(水商売)だったユカに「じゃあ 会いに来てよ 今すぐ」と言われます。
ー『ブルーピリオド』第5巻より
続いて、第19話の内容に移ります。
第19話【ネタバレ】
八虎「今からはムリだけど・・・」
ユカ「だよねーっ!でもそういうとこだよ八虎」
この後に、ユカの口から名言が飛び出します。
ー『ブルーピリオド』第5巻より
君は溺れている人がいたら救命道具は持ってきても海に飛び込むことはしない
裸で泣いてる人がいたら服をかけて話を聞くことはあっても自分も脱ぐことは絶対ない
(中略)
正しい場所からしか話せないならアタシがお前に話すことは何もないね・・・っ‼ー『ブルーピリオド』第5巻より
ー『ブルーピリオド』第5巻より
心にグサッっと刺さりますね。
このような感情がブワッとなるようなセリフは『ブルーピリオド』ならではですね。
そして次の日、八虎は橋田に昼食を誘われますがコンビニでいいと断ります。
その時に、「八虎はほんま優等生やなあ」と言われ、八虎は「それどういう意味?」と訊き返しました。
八虎は昨日、友達に海には絶対飛び込まないって言われたという話をすると、橋田なりの答えが返ってきました。
溺れてるときの息苦しさとか海の暗さは溺れた人同士でしか共有できへんやん
その人と話したかったら八虎も飛び込みしかないんやで
ま そこまでする必要あるかどうかは知らんけどー『ブルーピリオド』第5巻より
時には、その人が抱える問題を解決するよりも、共感する方が大事なときがあります。
もし、同じ目線で喋るならその人と同じ環境に飛び込むしかないということですね。
橋田の言葉を受けて八虎は海に飛びこむことを決意し、ユカに電話をかけます。
ユカはちょうどその時、母親に画材を捨てられたことにショックを受けて家を飛び出していました。
ユカは駅のプラットフォームで八虎に「海に溺れに行かない?」と誘い、八虎は「俺は溺れないよ 溺れないように泳ぐから」と答えて電車に乗りました。
ー『ブルーピリオド』第5巻より
まさか2日後に2次試験を控える八虎が電車に乗り込むとは思わずユカは驚きました。
そして「何?乗らないの?」と八虎に言われてユカはギリギリのところで電車に乗りました。
続いて、第20話の内容に移ります。
第20話【ネタバレ】
ー『ブルーピリオド』第5巻より
八虎は、ユカは冬の海で心中するのかと心配しますが、ユカはこの電車で1番遠いところに行きたいだけで「アタシはまだ死なない」と言います。
電車を降りた2人は、「ネカフェ・ラブホ以外」でホテルを探し、ネットで見つけたビジネスホテルに泊まることにしました。
シャワーを浴びて寝床に着いてから八虎はユカに何で帰りたくないのかを訊くと、ユカは親に部屋の物を全部捨てられたと言います。
そして、次のように続けました。
俺の親は許せない人なんだよ
自分より自由で楽しそうな人がー『ブルーピリオド』第5巻より
ユカの親だけでなく自分よりも楽しそうな人が許せないという人は、日本人には結構多いですよね。
ユカは、多くの人が抱える息(生き)苦しさを代弁してくれているように思います。
朝食を摂った後は、八虎は昨日ユカが言っていた「まだ死なない」の意味を尋ねました。
ユカは中学生の頃、友達に「死にたい」と言った時に、次のように言われます。
じゃあ裸になって死になよ
恥ずかしいと思うなら
どう見られてもいいと思えないなら
まだ死んじゃだめだよー『ブルーピリオド』第5巻より
ユカがまだ死なないのは、まだどう見られてもいいと思えないからですね。
この後、ユカに と提案され、2人はそれぞれ自分の裸の絵を描くことになりました。
ユカが八虎の絵を、八虎がユカの絵を描いた方が読者としては盛り上がったかも、、、オホン
ー『ブルーピリオド』第5巻より
2人が絵を描いている時に、八虎はユカが日本画をやっていた理由を訊きました。
その答えは「祖母が日本画が好きだったから」でした。
ユカは祖母が好きで、祖母から絵の楽しさを教えてもらったことで日本画家になりたいと思うようになりました。
しかし、受験を通してどんどん日本画を描くことが辛くなってきました。
それでもユカは祖母を裏切ることができなかったようです。
そして、ユカから「ずっと好きな女の子がいる」と告白されます。
ー『ブルーピリオド』第5巻より
その後2人はホテルを出て、八虎は試験前ラストの絵を描くために予備校へと向かいました。
続いて、第21話の内容に移ります。
第21話【ネタバレ】
ー『ブルーピリオド』第5巻より
帰りの電車の中で、ユカは八虎に家を出て服を作る仕事につくと言いました。
予備校では、試験前最後の作品+セルフヌードの絵を大葉先生に評価してもらい、いよいよ試験当日を迎えます。
2次試験は3日間あり、作品・画材・スケッチブックに制約はありません。
八虎が受験する油絵の試験会場は8階ですが、エレベーターを使わせてもらえないため10キロ以上の画材を抱えて会場まで持っていくことになりました。
八虎は、心の中でハンターハンターの「ハンター試験か!」とツッコミを入れます。笑
ー『ブルーピリオド』第5巻より
他の人よりも力があるはずである八虎は、これくらい何でもないと気合いを入れますが、途中で頭痛がして倒れこんでしまいました。
ー『ブルーピリオド』第5巻より
「俺 ここで終わりー・・・?」ー『ブルーピリオド』第5巻より
ここで、『ブルーピリオド』第5巻は終わります。
『ブルーピリオド』第5巻 感想
率直な感想は、「え?八虎大丈夫?」です。笑
まさか、ここで試験を受けられずこのまま脱落なんてことにはならないと思いますが、心配になりますね。
そして、ユカの今後も気になります。まさか、美大を諦めるとは思いませんでした。
次巻の第6巻では、2次試験の結果が分かると思いますが、八虎・橋田・桑名マキの3人は合格するのでしょうか?
できれば、3人とも合格して欲しいですね。
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