医者は風邪をひいても病院に行かない!?『一流の人はなぜ風邪をひかないのか?』
こんにちは、ブロガー兼 VTuberのサカキです!今回は、『一流の人はなぜ風邪をひかないのか?』という本を紹介します!
本書では、現代医学で解明されている科学的知識に基づいて、「風邪をひかないための予防策」と「できる限り早く風邪を治す方法」が紹介されています。
風邪をひくと、仕事も勉強も捗らないし、読書の効率も落ちるので、できることなら引かないに越したことはありません。
この記事では、風邪に関する医学的に正しい知識を紹介します。
今回の内容は次のとおりです。
1.風邪の特徴
2.医者が風邪をひいても病院に行きたがらない理由
3.すぐ使える風邪予防にまつわるマメ知識
4.要注意!こんな症状が出たらすぐ病院へ
1.風邪の特徴
まず、「風邪の特徴」から説明します!
風邪には次のような特徴があります。
・鼻から喉の通り道(上気道)に炎症が起こる
・原因の約90%はウィルス
・良性の病気
・自然治癒する
まとめると「風邪は主にウィルス感染で上気道に炎症を起こすが、自然治癒する病気である」ということです。
風邪は最も馴染み深く、診断するのは簡単だと思っている方は少なくないと思います。
しかし、本書の著者によると風邪は最も確定するのが困難であり、「おそらく風邪だろう」としか診断できないようです。
医者が風邪の原因を特定できない(しない)理由は、2つあります。
1つは、風邪のウィルスは200種類以上もあるからです。
これだけ種類が多いとウィルスを確定するための検査に費用がかかるため、わざわざ特定しないようです。
もう1つの理由は、風邪は自然に完治するからです。
先程説明したように、風邪は安静にしていれば自然に治ります。
以上の2つの理由から医者は風邪の原因を特定できず、重大な病気ではない場合に「風邪」と診断しているということです。
2.医者が風邪をひいても病院に行きたがらない理由
続いて、「医者が風邪をひいても病院に行きたがらない理由」を紹介します!
その理由は次の3つです。
1.別の病気をうつされるリスクが高い
2.風邪は自然治癒すると知っているから
3.余分な体力を消耗したくないから
医者は、風邪は自然治癒するものを知っているため、わざわざ他の病気をうつされるリスクを冒してまで、病院には行かないようです。
また、横になって安静にすることが風邪を治すための最短距離であるため、病院に行くことで余計な体力を消耗することを避けると述べています。
3.すぐ使える風邪予防にまつわるマメ知識
続いて、すぐ使える風邪予防にまつわるマメ知識を3つ紹介します!
1つ目は、「顔を触らないこと」です。
外出した時は特に注意しなければなりません。
例えば、公共施設のドアノブや、電車のつり革、電気のスイッチなど、多くの人がよく触る場所に風邪のウィルスは存在する可能性が高いと言われています。
ウィルスのついた手で鼻などの粘膜に触れた場合、50%の確率で感染するようです。
オーストラリアのニューサウスウェールズ大学で、医学生を対象とした研究によると、1時間あたり平均23回顔に触っていることが分かりました。
無意識のうちに顔を触っているということもありますが、感染するリスクを下げるために、なるべく触らないようにする必要があります。
続いてマメ知識2つ目は、「うがい薬に風邪の予防効果は望めない」ことです。
実は、うがい薬と水、どちらでうがいをしても風邪予防の効果に差がないことが研究によって分かっています。
なので、わざわざお金を払ってまでうがい薬を買う必要はないということです。
また、水で1日3回うがいをするだけで、4割近く風邪予防に効果があるため、うがいは風邪予防にとても有効であることがわかります。
マメ知識3つ目は、風邪を予防するのに「アメよりもガムの方がいい」ことです。
のどを潤すために、のど飴を舐めるという方は多いと思います。
しかし、アメを大量に食べると糖分の摂り過ぎや虫歯になるリスクが高くなることが懸念されます。
唾液出してウィルスの侵入を防ぐことが目的であるため、アメよりもキシリトールが配合されたガムの方がオススメということです。
ガムを噛み続けていると味はなくなりますが、噛んでいる間は常に唾液を出し続けることができます。
なので、のどの保湿効果という観点では、アメよりもガムの方が有効であるということです。
4.要注意!こんな症状が出たらすぐ病院へ
最後に、「要注意!こんな症状が出たらすぐ病院へ」という3つの条件を紹介します!
1つ目は、症状が2週間以上続いている場合です。
一般的に風邪は7~10日で治るとされています。
なので、もし、2週間以上続いている場合は、咳喘息や肺炎、結核などの別の病気の初期症状である可能性が高いようです。
その場合は、病院へ行き「2週間以上風邪が治らない」とお医者さんに伝えてください。
2つ目は、いつもの風邪と異なる症状がある場合です。
例えば、急激にのどが痛くなり呼吸が苦しくなってきた場合は、「急性喉頭蓋炎」という可能性があるようです。
3つ目は、症状が我慢できない時です。
例えば、高熱で頭が割れそうなくらい痛いなど尋常でない症状がある場合です。
もし、判断に迷う時は、「救急ダイヤル」や「救急電話相談」などの電話サービスを利用することをオススメされています。
まとめ
本書を読んで、馴染み深いはずの「風邪」のことを全然知らなかったということを知りました。
まさか風邪のウィルスが200種類以上もあったとは!!!
今後、一度も風邪をひかないという方はいらっしゃらないと思いますので、一読の価値は十分あります!
コメント
わかります無駄ですよね。ただ仕事を早退したりすると「医者に行けよ」がうるさかったり
キシモトシンジ(id:ultrapop)
風邪で仕事を休むなら、病院に行かなければならないという風評がありますよね(^^)笑