【終身雇用制度はオワコン!?】北野唯我『転職の思考法』

北野唯我
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【終身雇用制度はオワコン!?】北野唯我『転職の思考法』

こんにちは、池井 榊です。今回は、北野唯我さんの『転職の思考法』という本の内容を紹介します。

あなたは仕事を辞めたいと思ったことはありますか?

仕事を辞めたいと1度も思ったことがない人の方が少ないと思います。

人生100年時代と言われる現代は、2人に1人が転職を経験しています。

また、現代は生き方が多様化しており、生涯一つの会社だけで働き続ける終身雇用制度オワコン化しつつあります。

それでも、世の中には、転職をだと考えている人は少なくありません。

しかし、それは、「新たな選択肢を手に入れる努力を放棄した人間が発明した、姑息な言い訳」であると著者は主張しています。

私は、2019年の3月で今の会社を退職してフリーランスとして活動することを決めましたが、仕事を辞める決断をするのは、相当なエネルギーが必要でした。

仕事辞めるとなると、家族、直属の上司、課長、部長一人ひとりに説明する必要がありますし、

また、フリーランスで生活できるのかどうかといった不安もつきまといます。

私が仕事を辞めるまでの流れを知りたい方は関連記事をご覧ください。

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仕事を辞めるまでの流れ

私は、みんなが仕事を辞めた方がいいとは思いません。

しかし、転職してはいけないと思って働くのと、いつでも転職できると思って働くのでは、心の余裕が変わってきます。

なので、転職するしないに関係なく、「転職したくなったらすぐできるような思考法」を身につけて損はないと思います。

というわけで、今回は、大きく分けて以下の2つについて説明します。

・転職する企業を見極めるポイント

・好きなことをみつける方法

 

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転職する企業を見極めるポイント

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まずは、転職する企業を見極めるのに役立つポイントを3つ紹介します。

1.伸びる市場をみつけるポイント

2.良いベンチャー企業を見極めるポイント

3.企業を選ぶ際の確認ポイント

伸びる市場をみつけるポイントについて

1つ目は、伸びる市場をみつけるポイントについて。

注目すべきは、複数のベンチャー企業が参入しており、時代の波に乗っている市場です。

なぜかと言うと、ベンチャーは大企業に資本や人数で勝てないため、世の中の流れを味方にする必要があるからです。

なので、伸びる市場をみつけるには、急成長中のベンチャーが複数いるかどうかがポイントです。

良いベンチャー企業を見極めるポイント

続いて、良いベンチャー企業を見極めるポイントを2つ紹介します。

1つ目は、経営陣だけでなく、現場のメンバーも優秀かどうかを面接の時に確認することです。

ただ、面接官に

現場のメンバーは優秀ですか?

と尋ねても

優秀です

としか返ってきません。

なので、頼みづらいことではありますが、思い切って現場のメンバーに会わせてもらう必要があります。

もし、会うことができれば、積極的に質問をし、その質問にちゃんと答えが返ってくるかどうかに注目してください。

続いて、良いベンチャー企業を見極めるポイントを2つ目は、その企業の評判を知ることです。

一番良いのは、その業界に詳しい人に聞くことです。

しかし、そのような人は簡単には見つかりません。

なので、ネットでその企業の口コミを検索するのも一つの手です。

昔は、ネットの情報は信憑性の低いものが沢山ありましたが、今は信頼できるものも増えているようです。

検索するにあたって、注意しなければならないのは、口コミには、ネガティブなコメントが多くなりやすいことです。

なので、他社の口コミと比較することをオススメします。

企業を選ぶ際の確認ポイント

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続いて、今回の内容3つ目、企業を選ぶ際の確認ポイント2つ紹介します。

1つ目は、転職した人でも活躍できるかどうかです。

確認する方法は、その企業の役員のうち、中途採用の人がどれくらい占めているかです。

その割合が高ければ、転職をした人でも出世しやすいことがわかります。

企業を選ぶ際の確認ポイント2つ目は、自分の職種が会社の強みと一致しているかどうかです。

会社には、強みとなる「エンジン」があり、一番パワーを持ってる部署が、営業なのか開発なのかマーケティングなのかを知る必要があります。

その会社の強みと自分の職種が一致していれば、あなたは大きな裁量権を持つことができ、働きやすくなると言えます。

会社の強みを知る方法2つあります。

1つ目は、役員がどの部出身であるかを確認することです。

役員になった人が多い部が、その会社で力関係が強いことが分かります。

会社の強みを知る方法は2つ目は、その会社の商品やサービスに触れてみることです。

品揃えが良ければ、店舗開発や営業が強く、

割引やプロモーション(消費者の購買意欲を喚起するための活動)が上手い場合は、マーケティングや広告宣伝部が強いことが分かります。

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好きなことを見つける方法

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最後に、好きなことを見つける方法を紹介します。

その方法を紹介する前に、世の中には、以下の2種類の人がいることを知る必要があります。

コトを重視する人

状態を重視する人

コトを重視する人は、何をするのかを基準で考えており、明確な夢や目標を持っています。

状態を重視する人は、どんな状態でありたいかを基準に考えています。

成功者が書いた自己啓発書を読んでもしっくりこなかったという経験は誰もがあると思います。

なぜなら、そのような本は、世の中に1%しか存在しない、「コトを重視する人」が書いているからです。

コトを重視する人は、自分の好きなことが分かっています。

しかし、残りの99%「状態を重視する人」は、好きなことがない人や、よくわかっていない人が多いです。

この99%の人が、好きなことを見つける方法2つあります。

1.他の人から上手だと言われること

2.普段の仕事の中でストレスを感じないこと

 他の人から上手だと言われること

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まずは、1つ目の他の人から上手だと言われることについて。

人は、自分が他の人よりも優れていることよりも、劣っていることの方に目が向きやすい生き物です。

なので、今までの人生で、他の人から上手だと言われたけど、自分ではピンとこなかったことを思い出してみてください。

そこに、自分が好きなことにつながるヒントが隠れています。

普段の仕事の中でストレスを感じないこと

続いて、自分の好きなことを見つける方法2つ目、普段の仕事の中でストレスを感じないことについて。

他の人は、ストレスを感じることでも、自分はそんなに苦ではないことがあるはすです。

ストレスを感じないことを活かすことができれば、それを天職にすることも可能です。

好きなことを見つけるのは大変かもしれませんが、ストレスを感じない仕事に目を向けると、何か見えてくるかもしれません。

ちなみに、私は、一人でパソコンに向かって文章を書くことは全く苦ではありません。

人と一緒に何かをやるのが得意な人もいれば、私と同じように一人仕事の方が向いている人もいると思います。

転職を考える際は、一度自分と向き合い、自分の強みを洗い出すと良いと思います。

今の場所で活躍できなくても、他の場所では活躍できる可能性はあります。

本書では、「100%失敗を招く唯一の条件」が紹介されていました。

それは、腹を括るべきタイミングで、覚悟を決めきれない時です。

死ぬ間際では、1回や2回の転職なんてどうってことないはずです。

転職をしてはいけないという洗脳を解き、転職は選択肢の一つであると考えることで、人生はより良くなると思います。

『転職の思考法』の内容紹介は以上です。

本書の著者である北野唯我さんは、以前紹介した『天才を殺す凡人』という本の著者でもあります。

とても素晴らしい本でしたので、『転職の思考法』を読んで興味を持った方はこちらの本も読んでみてください。

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