ベストセラー本を読むメリット~古典とは違った良さがある!?~

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ベストセラー本を読むメリット

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今回は、ベストセラー本を読むメリットを紹介します。

ベストセラー本にはベストセラー本の良さがありますが、中には、よく売れているという理由で否定する方もいます。

本は、古典こそ価値があって、よく売れている本は、内容が薄くて価値がないという声をよく聞きます。

確かに、古典とベストセラー本のどちらが価値が高いのかというと、古典であるということは否めません。

時代を越えて、沢山の人に読まれ続けるというのは、それだけで価値があります。

そして、今売れている本のほとんどは、10年後、まして、100年後には読まれなくなっていると思います。

しかし、それでもベストセラー本にも良いところがありますので、今回は、ベストセラー本を読むメリットを紹介したいと思います。

今回紹介するベストセラー本を読むメリットは次の3つです。

 

1.読みやすいこと

2.「今」を知れる

3.話題にできることです。

 

それでは、順番に説明していきたいと思います。

 

1.読みやすいこと

まず、1つ目の「読みやすいこと」について説明します。

 

良く売れる本のほとんどは読みやすいものが多いです。

 

むしろ、読みやすいものでないとベストセラー本になりづらいと言えます。

 

なぜかと言うと、本を沢山売るには多くの人に買ってもらわなければならないので、ヒットさせるには、誰もが理解できる内容にすることが必要条件です。

 

それは本でなくても同じです。

 

例えば、大ヒットしたアニメ映画『君の名は。』の監督である新海誠さんは、あるインタビューで

「『君の名は。』は多くの人が理解できる内容にした」と言っていました。

もし、『君の名は。』の内容がとても難解であれば、あそこまでの大ヒットにはならなかったと思います。

 

難解で骨のある本が好きな方からすると、ベストセラー本は物足りなく感じてしまうかもしれません。

 

しかし、「読みやすい」というのは、普段あまり本を読まない方にとっては大きなメリットだと思います。

 

それは、普段あまり本を読まない人が、いきなり難しい本に手を出してしまうと、挫折してしまい、読書が続かなくなってしまうからです。

 

なので、本を読む習慣を身につけたいという方は、まずはベストセラー本を読んでみてください。

 

本を1冊読む切るという成功体験を重ねると、そのうち本を読む習慣が自然と身についているはずです。

 

古典などの比較的難解な本を読むのはそれからでも十分間に合います。

2.「今」を知れる

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続いて、ベストセラー本を読むメリットの2つ目、「今」を知れることについて説明します。

 

「今」売れている本というのは、「今」について書かれているものが多いです。

 

なので、ベストセラー本を読めば「今」何が流行っているのか、時代の流れを知ることができます。

 

例えば、堀江貴文さんやキングコングの西野さん落合陽一の本を読むと、

 

これからはお金よりも「信用」の方が大事であること

一つの会社などの組織に縛られることはリスクであること

自分が熱中できることを仕事にする、遊んで暮らせる時代になりつつあること

 

等が共通して書かれています。

 

また、これだけ物がそろっている時代に生まれた最近の人は、「お金」「物」よりも、「経験」「生きがい」など精神的に満たされることを重視しているというのは、多くの人が感じていることではないでしょうか。

 

売れている本を読むと、自分が悩んでいることの解決法を見つけることができます。

 

欠点としては、「今」役立つ情報というは、すぐに古くなって使えなくなる可能性があることです。

 

しかし、時代に置いていかれないためにも、「今」役に立つ情報を仕入れることは価値があると思います。

 

そして、名作と言われる「古典」からは新しい情報を仕入れることが出来ないので最新の情報が得られることは、ベストセラー本と古典を差別化できるポイントです。

 3.話題にできること

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最後に、ベストセラー本を読むメリット3つ目、「話題にできることについて説明します。

 

ベストセラー本というのは売れている本なので、比較的読んでいる人が多いです。

 

なので、ベストセラー本を読むと、同じ本を読んでいる人に出会える可能性が高いです。

 

「そんなの全然メリットじゃないじゃん」と思った方もいるかもしれません。

 

しかし、読書家の方ならわかると思いますが、本を読む人自体が絶滅危惧種であり、まして同じ本を読んでいる人になんて、めったに出会うことができません。

 

ドラマでもニュースでもマンガでも、誰かと話題を共有するということは、楽しいことだと思います。

 

私のように他の人と話題を共有する必要なんてないと考えている方は、自分が読みたいと思う本を読んでも全く問題ないと思います。

 

また、よく本屋に行く人であれば、ベストセラー本というのは必ず目に入っているはずなので、今売れている本が面白いのかどうかについては、関心があると思います。

 

新刊に関する情報は少ないので、本が好きな人に「あの本すごく面白かった」とか「いまいちだった」などと情報を提供すると喜ばれると思います。

 

私自身も新刊についての情報には常に飢えているので、誰かブログやYouTubeなどで発信してくれないかなと期待しているところです。

 

ブログではそこそこ上がっていますが、YouTubeでは今のところコンテンツがかなり不足しています。

 

「誰もやらないならやってみよう!」と思って、「読書YouTuberサカキ」というチャンネルを作りました。

 

これからは、本の感想紹介もやっていきたいと思っているので、本に関する情報を得たいと考えている方は是非、動画のチャンネル登録をよろしくお願いします。

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コメント

  1. 野獣パイセン より:

    当方ライトノベルなど大衆向けの書物は好んで読むものの、川端康成の「雪国」や森鴎外の「舞姫」をはじめとする文学作品はどうも好きになれない。難解な語彙や独特な言い回しは勿論のこと、文中に散りばめられたレトリックを理解することに難儀。見栄を張って電車の中で読み始めるも、毎度途中で投げ出し積ん読する始末。何か良い方法がないかと考え始めて早10年が経つ。そんな私も4月からは社会人。人に勧められる文学作品を1つや2つ持っておきたい所存。それゆえ差し支えなければ、これらの味わい方についてご教授いただけるとありがたい。

  2. ke1Q84 より:

    野獣パイセンさん
    コメントありがとうございます(*^-^*)
    たしかに、文学作品というのは読みづらいものが多いです。
    なので、初めは、その中でも比較的読みやすい太宰治・夏目漱石・芥川龍之介などの近代文学作家の作品で好きな作品を見つけてみてはいかがでしょうか。
    自分が読んでいて「面白い」と思わなければ、人にその作品の良さを伝えることはできませんので、もし、近代文学が合わないようでしたら、現代文学を読んでみると良いと思います。
    オススメの作家は、村上春樹・中村文則・村田沙耶香さんです。
    現代文学の方が読みやすいので、人にもオススメしやすく、また、勧められた人が読んでくれる可能性も高いと思います。

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