【5分で要約】メンタリストDaiGo『人を操る禁断の文章術』┃人の心を揺さぶる「文章テクニック5つ」
みなさんは、ブログや仕事でのメール、好きな人とのラインなどで、もっと上手な文章を書きたいと思ったことはありませんか?
今回は、メンタリストDaiGoさんの『人を操る禁断の文章術』という本の内容を元に、人の心を揺さぶる「今すぐ使える文章テクニック」を5つ紹介します。
先に5つ全てを教えちゃいます!
- 書き出しをポジティブに!
- なんども繰り返す
- 話しかけるように書く
- 上げて↑下げて↓また上げる↑
- 追伸をつける
1.書き出しをポジティブに! :初頭効果を使おう!
1つ目の「書き出しをポジティブに!」から説明します!
まずは、次の2つの例をご覧ください。
「お疲れ様です。先日の会議の件ですが、、、」
「おはようございます!先日の会議の件ですが、、、」
どちらの方が良い印象を受けましたか?
もちろん、後者ですよね!
あとの文章が同じでも、書き出しが明るいと、文章全体が良く見えます。
これを心理学の用語で「初頭効果」と言います。
人は、初対面の印象が7秒で決まり、半年間持続すると言われています。
この現象は、文章でも同様に起こります。
なので、メールやラインなどで書き始めに迷ったら、「ありがとうございました」とか「嬉しかった」などのように、ポジティブな言葉から書き始めましょう。
2.何度も繰り返す:勝率が82%もアップ!
テクニック2つ目、「何度も繰り返す」について説明します!
これは、伝えたいことを同じ「意味」・「感情」の言葉を表現を変えて何度も繰り返すということです。
「何回も繰り返し伝える」ことで説得力が上がることが分かっています。
民事裁判での実験では、3回「繰り返す」と勝率が46%上がり、10回「繰り返す」と、なんと勝率が82%上がりました!
「何度も伝えること」の効果が絶大であることが分かっていただけたと思います。
しかし、注意しなければならないポイントが1つあります!
それは、「同じ言葉」を3回以上使わないことです。
同じ「意味」・「感情」を表現を変えて繰り返し伝えると説得力が上がる一方、「同じ言葉」を繰り返すと相手は飽きてしまいます。
なので、「楽しかった」ことを伝える時も
・こんな体験は初めて
・想像以上に気持ち良かった
・またやりたいです
など、表現を変え、感情を交えながら伝えることで、相手の心を揺さぶることができます。

何か怪しくない!?!?!?

全然怪しくないよ!!!
3.話しかけるように書く:難しそう?いえ、簡単です!
テクニック3つ目、「話かけるように書く」ことについて説明します!
人は間違いのないキレイな文章より、話し言葉の方が印象に残りやすくなっています。
その理由は、話し言葉には次のような特徴があるからです。
- 分かりやすく
- リズミカル
「話しかけるように書く」コツは、読み手のギモンや反応を文章の中に取り入れることです。
これを聞いて「難しそう」と感じた方もいると思います。
安心してください、誰でもできます!
まさに、このような↑書き方が例となります。
読む人のギモンをそのまま文章にすることで、一気に読みやすく伝わりやすい文章になります。
4.上げて↑下げて↓また上げる↑:ずっと平和はつまらない!
テクニック4つ目、「上げて↑下げて↓また上げる↑」について説明します!
文章の書き出しをポジティブにすることは、テクニック1つ目で説明しました。
では、ずっとポジティブなままを維持すればよいのかというと、そうではありません。
途中で一度、ネガティブな情報を入れてから最後に上げることで、より感動を大きくすることができます。
この手法は、映画やマンガ、アニメにも取り入れられています。
こちら↓がその例です。
- 平和な日々を過ごしているある村で、
- 突然バイキンマンが現れ、村を荒らし始める
- アンパンマンがバイキングを退治し、再び村に平穏が訪れる
「平和→ピンチ→平和」の典型です。
一度ピンチになってから元通りの平和に戻ることで、感動が沸き起こります。
実際のところ、「平和→平和→平和」が1番ですが、これだと心は揺さぶられませんね。
「上げて↑下げて↓また上げる↑」をメールやラブレターなどに取り入れると、読む人の心を揺さぶるストーリーが出来上がります。
5.追伸をつける:ツァイガルニク効果を使おう!
最後にテクニック5つ目「追伸をつける」ことについて説明します!
実は、あらゆる文章の中で、人が1番心に残るのは「追伸部分」であることが分かっています。
また、人は「終わったことよりも、中断されていることの方が記憶に残りやすい」ことも分かっています。
これを「ツァイガルニク効果」と言います。
例えば、3日前の食事のメニューは忘れても、1週間前に観たドラマや3ヶ月前に読んだマンガの内容を覚えていられるのは、この「ツァイガルニク効果」が働いているからです。
つまり、完結したことよりも、続編があることの方が印象に残るということです。
この「ツァイガルニク効果」をメールなどの「追伸」で使うことで、相手に行動を起こさせることもできます。
具体的には、相手への「お願いごと」を「追伸」に書きましょう。
例えば、食事に誘いたい相手がいれば、その旨を追伸に書くことで、相手の記憶に残りやすくなります。
また、4つ目で紹介した「上げて↑下げて↓また上げる↑」を組み合わせるとさらなる効果が期待できます。
今回は割愛しましたが、本書では、人の悩みの分類方法として「HARM」という4つの頭文字が紹介されていました。
人の悩みの9割は「HARM」に当てはまります。
ちなみに、「H」は健康(Health)です。
人の「悩み」を知ることは、人を動かす文章を書くことに直結します。
「HARM」の残りの3文字が知りたい方は、本書でチェックしてください!
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