「人に操られる人生」と「人を操る人生」どっちを選びますか?『他人を支配する黒すぎる心理術』

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「人に操られる人生」と「人を操る人生」どっちが良いですか?『他人を支配する黒すぎる心理術』

みなさんは、他の人を自分の思い通りに操りたいと思ったことはありませんか?今回は、心理学のテクニックを使って相手を操り、人間関係を円滑にする方法を4つ紹介します。

内容は、次の4つです。

  1. 相手のヤル気を引き出す「ピグマリオン効果」
  2. ライバルを味方にする「認知的不協和の解消」
  3. 相手に親近感を抱かせる「ペーシング」
  4. 怒っている相手を黙らせる「反同調行動」

 

1.相手のヤル気を引き出す「ピグマリオン効果」:相手の良いところを褒めよう!

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まず、1つ目、相手のヤル気を引き出す「ピグマリオン効果」について説明します。

あなたの周りに、ヤル気を出させたい相手はいますか?

その相手は、

・子ども

・夫

・部下

誰でもOKです。

結論から言うと、その相手のヤル気を引き出す方法は、「褒める」ことです。

褒める言葉を投げかけることで相手のヤル気が引き出される現象を「ピグマリオン効果」と言います。

勉強をしない子どもや仕事のヤル気のない部下に対して叱ると、ヤル気が落ちることが分かっています。

なので、モチベーションを上げたい相手がいる方は、繰り返し褒めてみてください。

人の良いところを見つけるクセがつくと、あなた自身も幸せになるので、「ピグマリオン効果」はお互いにとってメリットのある方法だと言えます

2.ライバルを味方にする「認知的不協和の解消」:イヤな仕事を押し付けちゃえ!

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続いて、ライバルを味方にする「認知的不協和の解消」について紹介します。

あなたの周りに、目の上のコブのような迷惑な人はいませんか?

お互いを切磋琢磨し合える相手であれば問題ありませんが、中には足を引っ張る人もいるはずです。

先程紹介した「ピグマリオン効果」は、そのような敵意を剥き出しにしてくるライバルにも応用することができます。

好きではない相手を褒めるのは、簡単なことではないかもしれません。

しかし、これをグッとこらえると、その相手にイヤな仕事を押し付けることさえできるようになります。

なぜ、褒めるだけで相手を操れるのかと言うと、人がある出来事に遭遇した際、今までと違った状況の時に、それを解消しようとする働きが起こるからです。

これを「認知的不協和の解消」と言います。

例えば、今回のような場合は、ライバルには「褒められるはずのない相手から褒められる」という不協和が生じます。

すると、心はその不協和を解消するため「アイツはいいやつなのかもしれない」と思い込む作用が働きます。

そのため、褒めるだけで相手の敵対心を消し、こちらの言うことを聞かせる心理状態を作ることができるということです。

3.相手に親近感を抱かせる「ペーシング」:真似ることオウムのごとし

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続いて、相手に親近感を抱かせる「ペーシング」について紹介します。

みなさんの中で、職場での飲み会などで、好きでもない人の話を聞かなければならない場面があると思います。

心の中では、「どうでもいいな」と思いながらも、相手に気に入られる方法があります、

それは、相手と話すスピード・音程・声の大きさをオウムのように真似ることです。

これを心理学の用語で「ペーシング」と言います。

「ペーシング」を行うことで相手に親近感を抱かせることができます。

また、相手の言葉を繰り返すことで、さらに効果が上がります。

例えば、相手が「ゴルフのコンペでホールインワンしっちゃて~」と言ったら、「ホールインワンしたんですか!」のように返すだけです。

これだけで、話をしっかり聞いていると思い込ませて、より相手を満足させることができます。

また、「ペーシング」は「言葉」を真似る手法ですが、「行為」を真似る手法もあります。

例えば、食事をしている時に相手が飲み物を飲んだら、そのタイミングに合わせてこちらも飲むという方法です。

これを「ミラーリング」といい、上司だけでなく自分が好意を寄せる相手にも親近感を抱かせる効果があるので、是非実践してみてください。

4.怒っている相手を黙らせる「反同調行動」:沈黙は金なり!

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最後に、相怒っている手を黙らせる「反同調行動」を紹介します。

みなさんは、理不尽な理由で怒られた経験はありませんか?

そのような相手には、自分が悪くないということを口で説明しても効果がないことがほとんどです。

また、ひたすら謝っていても埒が明かないことがあります。

このような相手を黙らせる方法を紹介します。

それは「沈黙」することです。

沈黙には、「沈黙の意味」を相手に考えさせる効果があります。

相手は、沈黙しているあなたを見て「反省しているのか」「それとも怒っているのか」などの憶測が頭の中に広がるため、ひるませることができます。

なので、沈黙は、非常に有効な「抵抗手段」だと言えます。

このように、怒っている相手に対して沈黙するといった、相手の行動と反する行動を「反同調行動」と言います。

話の通じない相手に是非使ってみてください。

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まとめ

1.相手のヤル気を引き出す「ピグマリオン効果」

→褒める言葉を投げかけて、相手のヤル気を引き出そう!

2.ライバルを味方にする「認知的不協和の解消」

→褒めて相手の敵対心を消し、イヤな仕事を押し付けよう!(←黒すぎる笑)

3.相手に親近感を抱かせる「ペーシング」

→相手と話すスピード・音程・声の大きさ・言葉を真似して、好感度up!

4.怒っている相手を黙らせる「反同調行動」

→沈黙は金なり!怒っている人は相手にしない!

 

今回紹介した『他人を支配する黒すぎる心理術』は、日常で使える心理術が分かりやすく紹介されているので、人間の心理に興味がある方にオススメです。

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