お金の「生活習慣病」にかかっていませんか!?┃泉正人『お金原論』

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お金の「生活習慣病」にかかっていませんか!?┃泉正人『お金原論』

サカキ
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今回は、泉正人さんの『お金原論』という本の内容を紹介します!私はこの本に書いてあるとおりに浪費を削ることで、2年間で250万円貯まりました。

関連記事:公務員2年間で250万円貯まった話

 

今回紹介する内容は次の3つです。

  1. お金はその人を映し出す鏡
  2. かかってはいけない「お金の生活習慣病」5つ
  3. 浪費・消費・投資の違い

 

1.お金はその人を映し出す鏡:お金は思考と行動の結果

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1つ目の「お金はその人を映し出す鏡」について説明します。

本書の著者によると、あなたの1ヶ月分のレシートを見るだけので、思考・行動・性格・食習慣・趣味など性格の全てが分かると述べています。

例えば、お金を何に使ったのか管理していない人は、大雑把な性格であることが多く、普段から支出を管理できている人は、時間や仕事の管理もしっかりできている人が多いです。

このように、お金の使い方というのは、その人の性格やライフスタイルを映し出す鏡であることが分かります。

また、お金は、私たちの思考と行動の結果であるとも言えます。

天才を除いて、高学歴で勉強していない人はいません

海外で育った人を除いて、英語の勉強をしないで英会話ができる人はいません

筋肉がある人で、カラダを動かしていない人はいません

これは、お金にも同じことが言えます。

生まれつきの資産家を除いて、お金の管理をしていないのに、貯蓄が多い人はいないはずです。

2.かかってはいけない「お金の生活習慣病」5つ

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では、どうすればお金が貯められるのかというのが、今回の内容2つ目「お金の生活習慣病を治す」ということになります。

もちろん、貯金をすることだけが、お金の最善の管理方法ではありませんが、まずはお金に関する悪い習慣を治す必要があります。

お金の正しい使い方については、このあとの3つ目で説明します。

本書で紹介されていた、お金の生活習慣病は次の5つです。

  1. コンビニで余計なものを買う
  2. 安い時のまとめ買い
  3. ストレス解消
  4. 宝くじ
  5. セール品

この5つをサクッと紹介します!

1.コンビニで余計なものを買う:ピノに注意!

まず1つ目、「コンビニで余計なものを買う」について。

コンビニで当初買う予定のなかったものを買った経験はありませんか?

私も、卵を買うつもりでコンビニへ行ったところ、気づいたらピノも買っていた、なんてことが良くあります。

これは、「一貫性の原理」という心理学の法則に基づいた行動であると言われています。

人はある商品を買うと決めると、「購入する」という一貫した行動をとりやすくなります。

なので、レジに並んでいる最中に、つい手が伸びてしまうのも、この「一貫性の原理」が働いているということです。

みなさん、ついうっかりピノを買わないように気をつけましょうね。笑

2.安い時のまとめ買い :買い過ぎて処分したことはありませんか?

2つ目の「安い時のまとめ買い」について。

安いというだけで、必要ない食品を買って腐らせてしまったことがあると思います。

余らせたり、使わなかったりして処分することになると、間違いなく損です。

また、ビールなどをまとめ買いすると、沢山あると思い消費スピードが速くなるという面があります。

なので、買い物をする時は、必要なものを必要な分だけ買うということが大切です。(←当たり前!笑)

3.ストレス解消:ストレスが溜まる前に「発散」しましょう!

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続いて、3つ目の「ストレス解消」について。

ストレスを発散するために、つい衝動買いをしたり、外で飲んでしまったりすることがあると思います。

しかし、ストレス発散のためにお金を使うと、「浪費してしまった!」という罪悪感により、さらにストレスが貯まるという皮肉なことが起こります。

なので、大切なのはストレスが溜まる前に発散することです。

カラオケ・ドライブ・散歩などお金のかからない楽しみに時間を使うことで、浪費を防ぐことができます。

4.宝くじ:買った瞬間「損」確定!

続いて4つ目の「宝くじ」について。

まず宝くじを買っても当たらないというのと、還元率が低いというので、買った瞬間損をすることが分かっています。

宝くじの還元率は45%なので、1万円分買うと4500円になって返ってくるという計算です。

なので、買えば買うだけ損をします。

もし宝くじを買うお金があるなら、株や投資信託の方がまだ安全です。

夢を叶えるためには、「行動する」ことが1番の近道です!

5.セール品:安く見せる罠に注意!

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続いて、5つ目の「セール品」について。

元の値段が5万円だったものが3万円で売られていたりすると、今のうちに買わないと損だと思い、焦って買った経験はありませんか?。

このように元の値段を赤字で消して、値引き後の価格を安く見せることを「アンカリング」と呼び、マーケティングでは王道の手法と言われています。

また、「残りわずか」とか「今だけこのお値段」というのは、「希少性の原理」という心理法則が使われているので、注意してください。

以上、お金の生活習慣病を5つ紹介しました。

今紹介したのは貯蓄を増やすために、余計なものにお金を使わないように気をつけるべきポイントです。

私は、以上の「お金の生活習慣病」を徹底的に見直し浪費を減らすことで、貯金が増えました。

しかし、お金を使わないだけでは、裕福にはなりません。

貯蓄をすることは大切なことですが、お金を使わないことで、「経験」や「知識」を得るチャンスを失っては本末転倒です。

お金を増やすには、お金の使い方の3種類を知っておく必要があります。

3.浪費・消費・投資の違い

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お金の使い方の3種類というのが、今回の内容3つ目の「浪費・消費・投資」です。

【浪費・消費・投資の違い】

「浪費」:買ったものの価値が支払った額よりも低い場合

(例)お金の生活習慣病など

「消費」:買ったものの価値と支払った額がイコールの場合

(例)日用品など

「投資」:買ったものの価値が支払った額以上になる場合

(例)経験・知識・株など

お金を増やす上で、この3つの中で1番大切なのは「投資」です。

投資というのは、具体的には、以下のようなものがあります。

・経験、知識

・スキルアップ(スクール・セミナー)

・株式投資、投資信託

まず、知識を得るための投資としては、「読書」が一番お手軽なのでオススメです。

私自身も、知識を増やすため、月に1万円は書籍にお金を使っています。

また、スキルアップを図るため、自分が興味のあることについてセミナーやスクールに通うのもありです。

最近では、いたるところで「プログラマー」の供給が足りていないということをよく聞くので、スキルを身につけたい方は、ねらい目だと思います。いきなりスクールにいかなくても独学から始めてもOKです。

もし、銀行の口座眠っているでお金があるならば、株や投資信託の勉強をして、将来の蓄えを増やしても良いと思います。

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投資に回すお金がない方へ:浪費を投資に回しましょう!

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中には、投資に回すお金がないという方もいるかと思います。そのような方は、「お金の生活習慣病」にかかっていないかをもう1度確認してみてください。

今まで行っていた悪い習慣を見直し、浪費でムダにしていたお金を投資に回すことで、自分自身の成長へとつながります。

社会人の平均勉強時間は6分と言われているので、今行動を始めるだけで周りに差をつけることができます。

お金の使い方がその人を映し出す鏡なので、お金を正しく使うことで人生は変えられます。

本書では、学校では教えてくれないお金の使い方や、裕福になるための働き方などが分かりやすく紹介されているので、お金に関する本を読んだことがない方にはオススメの1冊です。

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