自殺者数19,030人
突然ですが、「19,030」という数字を見てピンとくる方はいらっしゃいますか?
答えは、タイトルにもありますが、平成30年の1月~11月における日本の自殺者の数です。
ー警視庁のホームページより
ひと月あたり、1700人以上の人が自殺によって亡くなっている、という計算になります。
決して少ないとは言えない数字ですよね。
自殺の理由は人によって様々だと思います。
この中には、仕事が原因で自殺した人の数も含まれています。
東大の文学部を卒業して、電通に入社した「高橋まつり」さんが、過労によって自殺した事件は、あまりにも有名です。
仕事が原因の場合は、辞めればすぐに自殺することはなかったと思います。
ほとんどの人が「死ぬくらいなら仕事を辞めたほうがいい」と言います。
しかし、実際に「仕事を辞めたい」と言うと、ほとんどの人が反対します。
(自分の辛さは自分にしかわからないので、人に伝えるのは本当に大変です)
人のストレスというのは目では見えないので、普通に生活してい(るようにように見え)たら、周りからは大したことないように思われてしまいます。
日本には、変な考えを持っている人があまりにも多くて、仕事を辞めたいと考えている自分の頭がおかしいのではないかと感じてしまうことがあると思います。
今回の記事では、仕事を辞めようか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
2019年4月からフリーランスで生きていく
風のウワサで聞いたけど、仕事辞めるんだって?
うん、2019年4月からフリーで生活するよ
フリーで本当に生計立てられるの?
不安煽らないで、、、
上の会話のとおり、私は実際に今年度で仕事を辞めて、2019年4月からフリーで生活します。
基本的な収入をライター業で稼いで、それと並行してブログやYouTubeでの情報発信をしていこうと思っております。
以前紹介した「仕事を辞めるためのメンタリティ」が若干燃えた件について
今回は、「仕事を辞めた方がいい人・辞めない方がいい人」について紹介したいと思います。
以前私が書いた「仕事を辞めるためのメンタリティ」という記事が若干燃えたことも、今回の記事を書こうと思った理由の1つです。
この記事では、私が仕事を辞める決断ができたきっかけを紹介しています。
その記事はこちら
燃えたと言っても、弱火程度で、何人かの方から批判的なコメントをいただいただけですので、今回は可能な限りその誤解を解けたらなと思います。
ちなみに、どのようなコメントがあったのかと言うと、
「やりたい事が特にない人も多い事を知るべし。」
「文章で多少食えるまでに20年はかかるぞ。」
「フリーランスこそ現代の奴隷だけどなw」
などのコメントをいただきました。
批判的なコメントでも、私の記事を読んでコメントをしていただけるのは本当にありがたいです。
それでは、仕事を辞めたいと考えている方で、仕事を辞めた方がいい人・辞めない方がいい人について紹介していきたいと思います。
仕事を辞めない方がいい人
仕事を辞めない方がいい人から先に説明させていただきます。
プライベートがうまくいっていない人
まずは、「プライベートがうまくいっていない人」について。
例えば、夫婦や恋人、あるいは子どもとの関係などプライベートが上手くいっていない場合。
私も、社会人1年目の時に3年間付き合ってきた彼女に振られて、何もかもが嫌になり仕事を辞めたいと思っていた時期があります。
その時期は、仕事にも身が入らず、もぬけの殻のようになっていました。
(仕事中にパソコンと向かい合っているだけで涙が出てきたのは内緒です)
なので、プライベートが上手くいっていない時に、仕事を辞めたくなる気持ちはすごく分かります。
しかし、そんな状態で仕事を辞めてしまうと、何も手につかず、そのまま塞ぎ込んでしまうのは目に見えています。
プライベートが上手くいっていないくて、仕事が手につかないという方は、いきなり辞めるのではなく、まずは、休みをもらって休養してみてはいかかがでしょうか。
私の場合は、今の仕事自体は全然好きではなかったのですが、職場に仲良くしてくれる方がいたこともあり、良い気分転換になっていました。
また、仕事が忙しい時は、へこんでいる場合ではないので、余計なことを考えなくて済むという思いがけないメリットもありました。
仕事が良い気分転換だなんて、そうとう参っていたんだね
あの頃は頭がどうかしていたとしか言いようがないね
新しいことに挑戦するのは「人生」が上手くいっている時の方が良い!?
少し話が脱線しますが、新しいことに挑戦するのは、今の「人生」が上手くいっている時の方が良いと言われています。
なぜかと言うと、新しく始めたことが上手くいかなかった場合、
「人生が上手くいっている時」
→仕事もプライベートも上手くいっているから、失敗が気にならない
「人生が上手くいっていない時」
→失敗を許容する余裕がなく、つぶれてしまいかねない
からです。
また、新しいことを始めるというのは、良くも悪くもストレスがかかります。
何かに挑戦する時は、そのストレスを受け入れるだけの余裕があるかどうか、自分の心と相談してみてください。
以上、「何かを始める時は、ある程度心に余裕がある時の方が良い」という豆知識でした。
辞めた後にやることが決まっていない
続いて、「次にやることが決まっていない人」について。
「次にやること決めてないけど、今の仕事が嫌だから辞めたい」という方は、もう少し待った方が良いと思います。
仕事を 辞めた後に、途方に暮れないためにも、次に何をやるかについて考えておいた方が良いでしょう。
もし、心にも身体にも時間にも余裕のある方は、働きながら就職活動をして、次の就職先から内定をもらっておくのが理想です。
フリーランスで働こうと思っている方は、副業が禁止されていない職場でしたら、早めに始めて、生計が立てられるくらいの収入が得られようになれば、辞めた後の不安は解消されると思います。
副業が禁止されている職場では、次の仕事に繋げるためのスキルアップや情報収集を図っておくと良いと思います。
仕事を辞めた方がいい人
続いて、仕事を辞めた方がいい人について。
このまま仕事を続けていたら「死ぬ」可能性が高い人
まずは、「このまま仕事を続けていたら死ぬ可能性が高い人」です。
例えば、
・人間関係に問題がある等で「鬱」の症状が出ている方
(ex 朝起きられない・夜眠れない・食欲がない and so on)
・残業が多く、睡眠時間がまともに摂れていない方
以上のような方は、次の仕事が決まっていなくても退職するか、病院にかかるか、休職するか、なんらかの行動を起こした方が良いと思います。
せっかく生まれてきたのに、やりたくもないことをして死ぬのはもったいないです。
どうせ死ぬなら、やりたいことをやりたいだけやって死んだ方が、「生まれて良かった」と思えるはずです。
やりたいことが決まってる人
続いて、「やりたいことが決まっている人」について。
このような方は、私から言うまでもありませんが、辞めた方が良いと思います。
というより、すでに辞めているかもしれませんね。笑
仕事を辞めることはリスクでもありますので、できることであれば、今の仕事と並行して進めるに越したことはありません。
ですが、今の仕事を続けていれば、それが叶わないのであればやむを得ないと思います。
どうせ死ぬなら・・・
もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?
こちらは、アップルの創設者であるスティーブ・ジョブズの言葉です。
質問ですが、みなさんは、今日が「人生最後の日」だとしても、同じことをしていますか?
この質問に「はい」と答えられる人はそう多くはないと思います。
「今一番やりたいことをする」というのが、後悔のしない生き方です。
私は、今の仕事をずっと続けるくらいなら「死んだ方がまし」だと思っています。
実際、就職してからの2年弱は、死んだように生きていました。
公務員は収入は安定していても、心が安定していない人が多いことにも気づきました。
収入が安定していることに越したことはありませんが、一番大切なのは心の安定だと思います。
仕事を辞めるというと「リスクが高すぎる」「今の仕事を続けるのが一番だ」と言われると思います。
今いる環境が、自分の居場所であると思える人は、その仕事を続けるべきです。
しかし、今の仕事を続けて、心や体を壊すリスクが高い人もいます。
実際、転職して食べていけなくて死ぬ人より、仕事を辞められずに自殺する人の数の方が多いのが現状です。
今の仕事を続けていても、事故や病気で死ぬリスクはあります。それは、仕事を辞めても同じです。
私は、どうせ死ぬなら、今の仕事を続けている時に死ぬより、好きなことをしている時に死んだほうがいいです。
私は、就職して絶望することで、一度自分は死んだと思っています。
何事も1回目より2回目の方が怖くありません。
なので、死んだつもりで第2の人生を始めたいと思います。
ちょっと文章が暗くなってしまいましたが、実際はそんなに暗い性格ではありません。笑
そして、仕事を辞めても大丈夫であると楽観的に考えるほどのポジティブです。笑
そもそも、心身の病気以外の理由で仕事を辞められる人は、ポジティブなのかもしれませんね。
ネガティブな人の中には、「どーせ辞めても、、、」とマイナス思考に陥ってしまい、なかなか辞める決断ができないなんて人もいますよね。
人生の最大の目的は「幸せになること」だと思っています!
幸せは待っていてもやってきません。自分から迎えにいくんです。
「幸せさん、ようこそ!」みたいな感じで。笑
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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