『ペンギン・ハイウェイ』森見登美彦~少年に学ぶ人生を楽しむコツとは~

小説
スポンサーリンク

『ペンギン・ハイウェイ』森見登美彦~少年に学ぶ人生を楽しむコツとは~

こんにちは!

みなさん、、人生を楽しんでいますか?(*^-^*)

私は、楽しい時もあれば、辛い時もあれば、苦しい時もあれば、死にたくなることもあります(/ω\)

なんて言ったら、楽しくなさそうに聞こえるかもしれませんが、なんやかんやそこそこ楽しんでいます(*´▽`*)

もちろん、辛いことは多いんですけどね( ;∀;)

ところで、小説家の『森見登美彦』さんを知っていますか?

『森見登美彦』さんは、『四畳半神話大系』『夜は短し歩けよ乙女』『夜行』など、人気作品を沢山世に送り出している作家です♬

今回は、『森見登美彦』の『ペンギン・ハイウェイ』を読んだので、紹介していきたいと思います(*^-^*)

スポンサーリンク

あらすじ

主人公は、研究が大好きな小学4年生の少年。

その男の子は、いつも通っている歯科医院で働いているお姉さんに想いを寄せている。

その少年とお姉さんが住む街に突如、何匹ものペンギンが現れた。

研究が大好きな少年は、さっそくその謎を解明すべくペンギンの研究を始める。

どうやら、お姉さんとペンギンは関係があるようだが、

ペンギンの研究を進めれば進めるほど、お姉さんの謎は深まるばかり。

物語の終盤、ついに少年は謎を解明する。

少年が辿り着いた答えとは、、、。

スポンサーリンク

感想

『ペンギン・ハイウェイ』は、2018年の夏に映画が上映されており、マンガ化もされております♬

私は小説しか読んでいないので、『ペンギン・ハイウェイ』の小説を読んだ感想を紹介します(*^-^*)

『森見登美彦』の文章について

私は、『森見登美彦』さんの本は、大学生の時に『四畳半神話大系』を読んだ以来なので、『ペンギン・ハイウェイ』は久々でした。

『四畳半神話大系』を読んだ時も感じましたが、『森見登美彦』さんの書く文章は、

・読みやすい

・リズムが良い

・ユーモアがある

と3拍子揃っていて、言葉を選ぶセンスが高く、文章の上手さを改めて実感しました(*^-^*)

簡単な文章だと、伝わりやすい反面、深みがなくなりがちですが、『森見登美彦』さんの文章は、簡単な言葉で面白い文章を綴っており、全く飽きることがありませんでした(*´▽`*)

ストーリーについて

『ペンギン・ハイウェイ』は、主人公である少年の視点で物語が進行します。

この少年は、小学4年生ですが、他の子どもたちよりも頭がよく、大人っぽいのですが、それでもまだ小学生なので、大人に近い考え方のできるちょっと変わった小学生です。

そのちょっと変わっている少年目線での世界の捉え方、人生観が上手く描かれていました(*^-^*)

『ペンギン・ハイウェイ』では、少年が住んでいる街に、いるはずのないペンギンが現れるという一つの謎を発端に、ストーリーが展開します。

この時点で、なんで? なぜペンギンなの?イミワカンナイ( ゚Д゚)

ってなりますよね( *´艸`)

私は、ペンギンが現れてから、なんでペンギンが現れたのかが分かるまで、読むのをやめられなくなりました(*´▽`*)

ペンギンの謎を解こうとすると、他にも謎が現れるので、読んでいる途中、

「こんなに謎だらけにして、ちゃんと伏線回収できるの?」って心配になったくらいです( *´艸`)

最終的には、ちゃんと謎が解明できたので(解明されていない部分もありますが)すごく安心しました(*´▽`*)

よかったよかった♬

ギモン点

『ペンギン・ハイウェイ』を読んだあとで、「ん?(。´・ω・)」って思ったことがあるので、紹介したいと思います(*´▽`*)

※以下、ネタバレの内容を含んでいるので、ネタバレが嫌な方はご遠慮ください

ギモン①なぜ、急にペンギンが街に現れたのか

ずっと、お姉さんが街で生活をしていたのであれば、ずっとペンギンはいたはずです。

それなのに、なんで今まで現れなかったペンギンが、突如現れたのかが疑問です。

これについては、私は、お姉さんがワザとペンギンを街へ呼んだのかなと思いました。

お姉さんは、自分が普通の人間ではないことを悩んでおり、どうすればいいかわからなかったから、少年に解決してほしかったのかと。

それなら、わざわざ街に呼ばないで、こっそり少年に相談すればいいのに、と言われると何にも言えませんが。笑

なんでですかね?(*´▽`*)

分かる人いたらこっそり教えてください( *´艸`)

ギモン②少年とお姉さんはまた会えるのか

最後、お姉さんがいなくなるシーンは、すごくあっさりと描かれていますが、そのそっけなさが余計に切なかったです( ;∀;)

少年と別れる前に、お姉さんは「私の謎を解いて、会いにおいで」と言っています。

このセリフだけ聞くと、少年が謎を解くまで、お姉さんは待っている、つまり、謎さえ解ければお姉さんに会えるように聞こえますが、

その前のやりとりからは、お姉さん自身、謎が解けたとしても、少年とまた会えるかなんて分からないと思っているように感じました。

「私は人類じゃないんだってさ」というお姉さんのセリフから、お姉さんは、自分が人類ではないこと、消えてしまうことはなんとなくわかっていたように思います。

また会えるかわからないけど、二人が再び会うための方法を見つけてもらうことを少年に託したのでしょう。

そして、少年は、いつかお姉さんと会えることを信じて「お姉さんに会うための研究」を開始するのかなと思います(*^-^*)

お姉さんと会えないことを証明してしまわないことを私は祈ります(*´▽`*)

スポンサーリンク

最後に~少年に学ぶ人生を楽しむコツとは~

最初にした質問にもどりますが、みなさん、人生を楽しんでいますか?(*^-^*)

突然ですけど、みなさんは忙しいのは好きですか?

この質問に、「はい」と答える人はそう多くはないと思います(*´▽`*)

できることなら、のんびりしたいと思いますよね♬

最近、私が感じたことなんですけど、忙しいのも辛いけど、暇も辛いと感じました。

休みの日に、誰にも会わず、特に予定もない日があったのですが、朝は

「休みだ!嬉しい!」とテンションが上がっていたのですが、昼くらいには、次の日が仕事ということもあり、家でボーッとしていると、仕事のことを考えてしまって、全然休んでいる気になりませんでした。

そこで、『ペンギン・ハイウェイ』の主人公の少年が、複数の研究を平行して行い、休みの日もひたすら研究しているのを見て、忙しいそうな少年がすごく楽しそうに見えました。

趣味などで、自分のやりたいことに没頭することは、心にも身体にもいいことであると思いました。

家でのんびりして何もしないことが休むことだと思っていましたが、何もしていないとそれはそれで疲れるんですね。

仕事以外で、自分がやりたいことを積極的にやりまくることが、私が少年から学んだ人生を楽しむコツなのではないかと思いました(*^-^*)

何かに夢中になっている時は、余計なことなんて考える余裕なんてないですもんね(*´▽`*)

以前は、仕事の前日の休みは、家から一歩も出ず、家でゆっくりすることが多かったのですが、最近は、次の日が仕事であることを忘れるくらい、趣味に没頭しています(*´▽`*)

ブログもその1つですね♬

どうあがいたって仕事は始まるんだから、休みが終わってほしくないなんて考えている時間がもったいないですよね(*^-^*)

暇だと暗い気持ちになりがちですが、何かをやっていれば、何も考えないで済みます。

ということは、嫌なことを考える前に、何かをやればいいんです!

って、ことを書いてたらもぉ今日がおわってしまう~明日仕事やだ~行きたくない~

・・・それはさておき、とりあえず、本読も♬

って感じですね( ´艸`)

解決策になっているのかどうかわかりませんが。笑

最後まで読んでいただきありがとうございました(*^▽^*)

みなさん、せっかく生まれたんだから、人生を一生懸命楽しみましょうね♬

カテゴリー
【関連記事】

<script><noscript><img src=

<script><noscript><img src=

小説森見登美彦
サカキをフォローする
読書シンドローム

コメント

タイトルとURLをコピーしました