【本音を暴露】塾講師のバイトのメリット・デメリット~塾講師は楽?稼げる?ブラック?おすすめできる?~
この記事では、塾講師のバイトのメリット・デメリットを私の実体験に基づいて暴露していきたいと思います。
本題に入る前に、大学生がバイトをする理由を3つ紹介します。
大学生がバイトをする理由
大学生がバイトをする理由は大きく分けると3つ次の3つです!
- お金を稼ぐため
- 社会勉強のため
- 暇だから
それぞれ順番に説明していきます。
1.お金を稼ぐため
大学生になると、お酒を飲んだり、外食したり、一人暮らししたりと、なんやかんやでお金が必要になってきます。
ほとんどは遊ぶためなんですけどね。笑
お金がないと遊ぶことができません。
なので大学生たちは、「親が高いお金で買ってくれた大貴重な時間をバイトという安い賃金に変える」ことで遊ぶためのお金をゲットします。
つまり、大学生の仕事とは、勉強するための時間売って遊ぶための時間を得ることですね。笑
2.社会勉強のため
いやいや、バイトはお金をもらうためだけではなく「社会について知るための勉強」ということでバイトをする人もいますね。
工場などで、単純作業をするだけのバイトだと大したスキルはつきません。
しかし、自分の将来につながるような場所でのバイトであれば、意味のある経験と言えるでしょう。
劣悪な環境で、単純作業をひたすら続けるというのも、それはそれで代えがたい経験となりそうですが。笑
3.暇だから
中には、頭なんか使いたくないから、単純作業の方がいいと言う人もいます。
そんな無意味なことに時間を使えるのも、大学生の特権です!
なんてったって、大学生は暇なんですもん。笑
4年もありますからね。
大学生は「人生の夏休み」と言われるだけあります。
大学生は時間はあるけど、お金がないんです。
なので、大抵の人は、ダラダラして時間をムダにするくらいなら、バイトでもしてお金をもらった方がいいと考えてバイトを始めます。
以上、大学生がバイトをする理由でした。
塾講師のメリット3つ紹介
まずは、塾講師のバイトのメリットから紹介します。
私は、大学生の時にやっていた塾講師のバイトでは、小学生も担当することがありましたが、中学生が中心です。
授業の形式は「集団授業」でしたので、生徒の前に立って、チョークを使って授業をしていました。
今回は、私の実体験に基づいて紹介するので、バイトを探している方は是非参考にしてください!
塾講師のメリットは次のとおりです!
- プレゼン能力が上がる
- コミュニケーション能力が上がる
- 大変な分やりがいを感じられる
順番に説明していきます。
塾講師のメリット①プレゼンテーション能力が上がる
塾講師のメリットの1つ目はプレゼンテーション能力が上がることです。
社会に出てからも役に立つことは、塾講師の仕事ならではのメリットだと思います。
私自身も、社会に出てからはプレゼン能力が大事ということを聞いていたので、大学生のうちにプレゼン能力を養うために塾講師のバイトを始めました!
当然と言っては当然ですが、週に2~4回授業をしていれば嫌でもプレゼンが上手くなります。
もちろん、最初はみんな下手ですが、授業を繰り返すうちに次のスキルが上がります。
- 声のトーン
- 間の取り方
- 話の進め方
普通に生活をしているだけでは、ありえないくらいの回数を人前で話すことになるので、人前で話すことの抵抗がほとんどなくなります!
これは、成長というより、慣れとかマヒと言った方がいいかもしれません。笑
- 緊張しまくり
- 噛みまくり
- 手が震えまくり
最初の頃は、生徒の前に立つだけで、以上の3拍子が揃っていました。笑
しかし、授業をするには人前で話さないといけないので、緊張なんてしていたら、伝えなきゃいけないをちゃんと伝えることができません。
そのため、「誰も自分のことなんか気にしていない」と考えるようにして、人前で話すことの抵抗を無理やり取っ払いました。
実際、話を聞いている方は、話している人のことを気にしてなんかいないはずです。
自分が話を聞く側の立場で考えると、話している人がいても、「早く終わらないかな」「今日の夜は何を食べよう」といったように、話している人なんか全然気にしていないですよね。笑
このことに気づいてからは、人前で話すことが楽になりました。
人前で話しすことが苦手な人こそ、苦手を克服するためにはもってこいのバイトだと思います。
塾講師のメリット②コミュニケーション能力があがる
メリットの2つ目は、コミュニケーション能力が上がることです。
塾講師のバイトといえば、話す相手は生徒だけだと思われがちですが、そんなことはありません。
実際は、次の人たちと話す必要があります。
- 生徒
- 生徒の親
- バイトの先輩
- 職場の社員
生徒
バイト中に一番話すのはなんと言っても生徒です。
- 生徒の悩み(恋愛など)
- 自分が中学生だったときとのギャップ
- 今の生徒(私の場合は中学生)の中で流行っていること
このように、生徒と話すことで、昔の自分を思い出したり比較したりできて、凄くおもしろいです。
生徒の親
生徒の親は、自分の子どもの成績を上げるために子どもを塾に通わせているので、どうすれば成績が上がるのかについてアドバイスを求める親が沢山います。
ある意味、子どもよりも熱心です。笑
親にとっては、社員とかバイトとか関係なく話しかけてきますので、普段は話すことのない世代の人との対応の仕方を学ぶことができます。
自分よりも年上の人にアドバイスをするのは、なかなか緊張のするものでした。
バイトの先輩
始めのうちは、どのように授業をするのか分からないので、先輩に授業のやり方を教えてもらわなければなりません。
なので、必然的に、先輩とコミュニケーションをとることになります。
バイトの先輩は、サークルの先輩とは真剣さが全然違うので、バイトの先輩とのコミュニケーションを通して、実際の会社の上司と部下の関係について学ぶことができます。
職場の社員
社会経験としてバイトを探すのなら、社員の人と沢山コミュニケーションがとれる職場で働くと良いと言います。
その理由は、次のことが挙げられます。
- 社会に出て働くこと
- お金を稼いで生活すること
- 利益を出すこと
- その業界についての情報
など、社員の人しか知りえない様々な有益な情報を知ることができます。
塾講師は、社員の人との飲み会だったり、生徒が来るまでの時間だったり、社員の人と話す機会が沢山あります。
なので、自分が就職するために参考となる話を聞くことができますよ。
塾講師のメリット③大変な分やりがいを感じられる
塾講師はバイトの中でもブラックだと言われますが、その分、他のバイトで得られないやりがいを感じられます。
自分が授業を担当してから、その生徒の成績が上がったら本当に嬉しいです!
塾講師のバイトは、ハマる人はものすごくはまり、大学1年から大学院2年まで6年間続けている人もいました!
中には、そのまま就職したという人もいたぐらいです。
一体何が、自分の人生に影響を与えるかなんてわからないですよね。
以上が公務員のメリットでした!
塾講師のデメリット3つ紹介
続いて、塾講師のデメリットを3つ紹介します。
紹介するデメリットは、次の3つです。
- 授業の準備が大変
- 意外とお金が稼げない
- 塾の方針に従って教えなければならない
順番に説明してきます!
デメリット①授業の準備が大変なこと
デメリットの1つ目は、授業の準備が大変なことです。
先程、メリットの2つ目で、先輩とのコミュニケーションでも言いましたが、次のことを前もって準備しなければなりません。
- 話す内容
- 黒板に書く内容
- 問題集の答えと解説
初めのうちは、自分で準備してから、その後、先輩に見てもらいます。
自分で準備するだけでも1~2時間かかり、先輩との打ち合わせに1時間かかりました。
週に3回バイトがあれば、
前の日に準備、次の日に授業・・・・・・
の繰り返しになるので、バイトのない日でも準備に時間をとられてしまいます。
これは、本当に大変でした(T_T)
まさに、塾講師がブラックと言われるゆえんです!
始めのうちは、大学の勉強どころじゃありません。
大学の勉強を教えてくれる講師を雇おうと思ったぐらいです。笑
授業の準備に慣れると、準備する時間もそれほどかからなくなります。
しかし、それまでがすごく大変ですし、いくら慣れても準備をしない訳にはいかないので、大変であることには変わりがありません。
しかも、授業のクオリティーには上限がないので、こだわってしまうと延々と時間がかかってしまします。
なので程度準備すれれば区切りをつける必要があります!
デメリット②意外とお金を稼げない
デメリットの2つ目は、大変であるのに、それほどお金を稼ぐことができないことです。
塾講師の時給:2,700円
塾講師って、時給が高いと言われていますが、時給の割には稼げないんですよ(;^ω^)
私がバイトしていた塾では、授業1コマ90分で2700円でした。
なので、時給1,800円ということになります。
これだけ聞くと、すごくおいしく聞こえるかもしれません。
私も時給1,800円に惹かれなかったと言えばウソになります。笑
しかし、実際は先程のデメリット①で書いたように、準備にすごく時間がかかっています。
準備の時間で2時間かかったとすると、3時間半で2700円となるので、時給換算すると、771円となります。
こう考えるとそんなに高くないですよね。
そして、この1コマ2,700円にはカラクリがあります。
実は、授業が始まる30分くらい早く行って、授業の準備や掃除、授業が終わった後の日誌を書く分もこの2,700円に含まれているんです!
なので実際の時給はもっと低くなります。
塾講師をしていた時のバイト代の平均額:4~5万円
私が塾でバイトをしていた時の1か月のバイト代の平均は4~5万円程度でした!
大変な割にそんなに高くないです。
私が働いていたところの塾の授業時間は、生徒が学校や部活が終わってからなので、19時30分~21時と決まっていました。
なので、働きたい人は好きなだけ働けるという環境ではありません。
始めのうちは、そんなに授業量をこなすことができず、週に2回しか入れなかったので、
1週間で5,400円
1ヶ月で21,600円
しか稼げていませんでした。
この時期は本当にきつかったです(T_T)
覚えなきゃいけないことだらけで大変なのに、給料が少ないので、モチベーションも全然上がりませんでした。
後々、仕事を覚えて慣れてくるにつれて授業量を増やすことで月に4~5万円稼げるようになりました。
これでも、業務量に比べて全然足りないと思っていましたが。笑
塾講師は、お金が欲しいだけでは続きません!
塾講師をしていた時のバイト代の最高額:12万円
塾講師が、ひたすら稼げる時期があります!
それは、生徒の学校が休みの夏期・冬期講習です。
この時は、ほぼ毎日働いていました!
しかも、自分の大学の休みと被れば朝から夜まで稼ぐことができます。
普通の日と違って、1日に最高4コマまで入ることができたので、1日で最高2700円×4コマで
10800円稼ぐことができました。
これはなかなかおいしかったです。
そして、講習がある月では、最高で12万円も稼ぐことができました!
今でもそうですが、大学生の時の12万円はものすごく高額です。
きつくて辞めたいと思っていても、これを経験すると「これはやめられない」とヤミツキになりました。笑
デメリット③ 塾の方針に従わなければならない
デメリットの3つ目は、家庭教師と違い、塾の方針に従わないといけないことです。
家庭教師の場合、どのように教えるかの自由度が高いです。
しかし、塾講師の場合は、その塾の方針があり塾の方で用意してあるマニュアルに従わないといけません。
マニュアルがあるというのは、楽と言えば楽ですが自分の好きなように教えることができないので、不自由を感じることがあります。
経験をつむとある程度自由にやらせてもらえますが、始めのうちはどうしても塾の方針に従わなければなりません。
なので、もしそれが嫌であれば、家庭教師をオススメします。
塾講師のメリット・デメリットまとめ
今回紹介した、塾講師のメリット・デメリットをまとめておきます。
- 【塾講師のメリット】
- プレゼン能力が上がる
- コミュニケーション能力が上がる
- 大変な分やりがいを感じられる
- 【塾講師のデメリット】
- 授業の準備が大変
- 意外とお金が稼げない
- 塾の方針に従って教えなければならない
塾講師のバイトは大変なことが多いですが、その分、得られることも多いです。
時給を見て始めるのも良いと思いますが、お金だけで続けるのことは厳しいと思います。
塾講師のバイトは、次のような方にオススメします!
- 生活に刺激の欲しい方
- 大学生活に飽きている方
- 就職する前に社会の勉強をしたい方
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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