《文学界トップレベルの美女!?》
こんにちは!
みなさん、綿矢りささんの小説は読んだことありますか?
綿矢りささんの写真を見たことはありますか?(/ω\)
写真はこちらです↓(/ω\)
なかなかの美人ですよね!
作家にも美人っているんですね!(失礼)
作家って、顔で売っている訳ではないから、イケメンである必要もないですし、美人であるなくても全然問題ないですよね。
けど、文章も書けて美人って贅沢ですよね。笑
綿矢りささんって小説家の中でトップレベルで美人だと思うのは、私だけではないですよね?(/ω\)
そして、顔が可愛いから「よし、読んでみよう」と綿矢りささんの小説を読み始めたのも私だけではないですよね?笑
美人が書く文章ってどんなかなと、ドキドキしながら読んでいたことを思い出します。(/ω\)笑
ちなみに、初めて読んだ綿矢りささんの小説は『インストール』でした!
《綿矢りさってどんな人!?》
大学
大学は早稲田大学教育学部国語国文学科です。
頭もよかったんですね。
在学中に執筆
大学在学中の2003年に『蹴りたい背中』で第25回野間文芸新人賞の候補となりました。
第130回芥川龍之介賞を最年少で受賞
2004年に『蹴りたい背中』で第130回芥川龍之介賞を受賞しました。
驚きなのが、その時の年齢が19歳で、芥川賞最年少記録を更新しました。
それまでの最年少記録は第56回に受賞した、丸山健二さんの23歳0ヶ月でした。
大幅な更新ですね。
綿矢りささんが受賞した時、金原ひとみさんの『蛇にピアス』と同時受賞したことは有名ですね。
ちなみに、金原ひとみさんもすごく美人なんですよ。(/ω\)笑
全く小説家っぽくないですよね(/ω\)
小説を書かなくても食べていけそうですよね!
けど、美人が書く文章って色っぽくていいですよね。笑
文章にトゲがあっても、それもまたいいってなります(/ω\)
美人が、顔を売る仕事ではなく、小説を書くということがすでに文学的ですよね!
話を戻して、綿矢りささんの『蹴りたい背中』の単行本は芥川賞受賞作としては1976年受賞の村上龍さんの『限りなく透明に近いブルー』(131万部)以来、28年ぶりのミリオンセラーとなりました。
マンガやエンタメ小説ならともかく、文学でのミリオンセラーってすごいですよね。
文学好きからすると、文学が盛り上がることは非常に嬉しいですね♪
文学じゃ食べていけないからと、才能はあるのに本を書かない人が、文学でも食べていけるということで文学を書く人が増えれば、いい本も増えて最高ですもんね♬
《『勝手にふるえてろ』あらすじ》
江藤良香、26歳。
中学時代の同級生への片思い以外恋愛経験ナシ。
おたく期が長かったせいで現実世界にうまく順応できないヨシカだったが、烈烈に愛してくる彼が出現!
理想と現実のはざまで揺れ動くヨシカは時に悩み、時に暴走しながら現実の扉を開けてゆく。
妄想力爆発のキュートな恋愛小説が待望の文庫化。
解説・辛酸なめ子ー文庫本より
《『勝手にふるえてろ』名言集》
強い人は悪い人である
(中略)最近は、人間どうしが会ってすぐに野性の勘で相手の優劣を決めるあの一瞬、ヒトが重視しているのは相手の人間としての器の大きさや身体能力の高さではないと思うようになった。
相手のなかで悪がどれだか多くを占めているか、また守るべきものがどれほど少ないかですべてが決まる。
簡単なたとえをすれば、まじめ女子がギャル女子に負けるのは、ギャル女子の方が腕っぷしが強そうだからではなく、ギャル女子の方が悪どくてこわい ものなしだから。
一方のまじめ女子はワルいことをあんまりしたことがなくて、優等生と呼ばれる地位や平和な学生生活など守りたいものがいっぱいあるから。ー文庫本 p.138より
これは、すごく納得ですね。
不良とか、最底辺にいる人のように、悪くて、守るものがない人って、好きなだけ攻撃ができるから最強なんですよね。
優等生とか、家族がいる人のように、ちゃんとしていて、守るべきものがある人って、守りに専念しないといけないから弱いんですよね。
「強い人は、強いんじゃなくて、悪いんだ」ということですね。
けど、悪い人は、自分のことを強いと勘違いしていてイキッってますよね。
人を攻撃する人は、守るべきものがなく悪いだけだと気づいてほしいですね。
そうでないと、優しい人が損をしてしまいますもんね。
実際、ワガママを言う人がいれば周りがそれに振り回されて、結局わがままを言う人の思い通りになって、優しい人が損をするというのは、よくありますよね。
優しい人が、真面目な人が損をする社会なんて絶対によくないですよね!
でも、一時的には、ワガママな人の思い通りになったとしても、最終的には、人が離れて、結果的には損をするはずです。
なので、長い目でみれば、真面目が、優しさが勝ちます!!!
モチベーションがなくても、習慣で会社には通える
やりがいやモチベーション、たとえば”こういう仕事がしたいから会社に行く”とか”経理課のみんなと力を合わせていい結果を残したいからがんばる”とかがなくても、ただ習慣で会社には通えると気づいたのは、入社二年目のころだった。ー文庫本 p.142より
社会人のみなさん、これを読んでみてどう感じました?笑
いや、自分は仕事にやりがいを感じているし、仕事に対するモチベーションもあると自信を持って言える方は、どれくらいいますか?
私は、完全にコレですよ。笑
惰性で仕事に通ってます。笑
特にやりがいもないし、仕事がんばるぞーというモチベーションもありません。笑
一月仕事に行けば、決まった額のお金がもらえて、一月は食べるのに困らないから仕事に行っています。笑
これを12回繰り返せば一年が終わるという感じですね。笑
さすがに飽きますよね、惰性で通ってもしかたないですよね。
これを、最低60歳まで続けるって地獄すぎませんか?笑
せっかく生まれてきたのに働いてしかいないじゃないですか。
なんのために生まれてきたんですか?
働くだけで一生を終えていいんですか?
・・・嫌です!笑
絶対に嫌ですよね。笑
別に働くことは嫌じゃないですよ。
つまらない仕事をすることが、人に気をつかうことが嫌なんですよ。
楽しくて、人に気をつかわなくていい仕事がどっかにないかなー
ってことでプログを始めました。笑
早くブログだけで生活したいよー笑
失わなければそのものの大切さが分からない
どうして私は、失わなければそのものの大切さが分からないんだろう。
完全に手に入ったままのものなんてないのに。
どんなに自分のものにしたつもりでも、極端に言ってしまえば死ぬときになれば私たちはなに一つ持たずに一人で死ぬ。
まして一個の人間なんて、完全に手に入ることなど絶対にない。-文庫本 p.156より
「失わなければそのものの大切さが分からない」って本当にその通りですよね。
家族とか、恋人とかも、一人暮らしをしてから、別れてから、ありがたさや大切さに気づくんですよね。
失うまでは、何も言わずにご飯が出てくることや、いつも一緒にいてくれることなどが、あたりまえだと思ってしまうんですよね。
失うまで、失うなんて思わないことってたくさんありますよね。
この日常は、家族は、恋人は、本当はあたりまえではなく、いつ失うかなんて分からないはずです。
けど、毎日の生活や仕事に追われていると、このことを忘れてしまいがちですよね。
忙しいという漢字は、読んで字のごとく、心を亡くすと書きますからね。
忙しい毎日を送っている日本人に、心は残っているのでしょうか?
成長するために、豊になるために、生活の質を上げるために、心を亡くすよりも、多少貧しくても、のんびりする方がいいですよね。
話を戻して、『勝手にふるえてろ』のこの部分を読んで、BUMP OF CHICKENの『supernova』という曲の
「本当の大事さはいなくなってから知るんだ」という歌詞を思い出しました。
これも、同じことを言っていますね。
『supernova』という曲もすごくいい曲なので是非聴いてみてください。
愛だけで子どもが生まれないのはなぜだろう
愛だけで子どもが生まれないのはなぜだろう、愛がないセックスだけでも子どもは生まれるのに、どれだけ愛していてもセックスしないと子どもは生まれない。
やっぱりこんなことを考えてしまう時点で私は生存競争で子孫を残せない種なのかもしれない。
でも身体の奥でなにかが叫んでいた、愛はここにあるよと、いろんな形の愛があるんだよと。ー文庫本 p.163~164より
これはあたりまえですが、文章で読むことで改めてなるほどと思いました。
好きな人との子どもがほしいなら、ただ愛するだけでは子どもができないですもんね。
子どもをつくるとしたらセックスをするしかありません。
でも、セックスって愛情表現の一つではありますけど、性欲を満たす行為でもあるので、純粋な愛とは言えない部分もありますよね。
セックスでは子どもができず、セックスとは別に子どもをつくる方法があればいいのにと思いますね。
あ、人工授精って方法があるか。笑
けど、なんか違う、そうじゃない。笑
『勝手にふるえてろ』の名言集は以上ですが、名言だらけですよね。
可愛いだけじゃなくて、文章もうまく、感性が鋭いということが分かっていただけたと思います(/ω\)
本文の引用を改めて見ると、
今まで漠然と分かってはいたけど、うまく言葉にできなかったことが、分かりやすく言語化されていて、
「そうか自分が言いたかったことってこういうことなんだ」とスッキリすることが本当に多いです。
この現象は、本を読んでいるとよく起こりますよね♪
なんとなく分かってるけど上手く説明できないってことが、すでに作家によって書かれているということが。
スッキリする反面、見事すぎて悔しくなることもありますけど。笑
やっぱり作家には敵わないなと。笑
『勝手にふるえてろ』感想
久しぶりに綿矢りささんの小説を読みましたが、心に刺さる言葉がすごく多かったです。
そして、相変わらず読みやすいのですいすい読み進められました。
女の人ってこんなことを考えているのかと怖くなることもありますが、
作者の心の中を覗くことができるのも、小説のよさの一つですよね。
女性の本音を知りたい人にオススメです♪
そして、女性目線での男性が書かれているので、普段男性は女性にどのように見られているのかを知ることもできますよ。笑
日頃の行いを改めるきっかけになるかもしれませんよ♬
コメント
綿矢りさが、ゴーストライターチームの名称に過ぎなかったとしたら。新刊が出るたびに新境地だと言われるのはゴーストが交代しただけだとしたら。あなたはどう思いますか。村上春樹1Q84が事実を元に書いているとしたら。
綿矢りささんの作品をゴーストライターが書いていると考えたことはありませんでした!
綿矢りささんは作品を出版するペースが遅いので、もしゴーストライターがいるとしたら、もっとペースを上げて頑張って欲しいです。笑
というのは冗談で、もし本当にゴーストライターだったら怖いですね。
ゴーストライターを立てて美人を用意するというのはありそうな話です。
綿矢りささんがそうなのかは分かりませんが。