【投資信託入門】『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』【要約】山崎元/大橋弘祐

実用書
スポンサーリンク

【投資信託入門】『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』山崎元/大橋弘祐

 

サカキ
サカキ

こんにちは、ブロガー兼 VTuberのサカキです!今回は、『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』という本の内容を紹介します。

 

 

本書は、「投資信託」によって年間プラス5%の運用を目指す方法が書かれた本です。

 

お金の知識のない人がプロに「お金の増やし方」を教わるという「対話形式」で書かれており、資産運用の勉強をしたいという方は、まずは本書を読むことをオススメします。

-本書表紙より

 

こちらの記事を読んでいただければ、投資信託がどんなものなのかイメージがつくと思います。

今回の内容は次のとおりです。

  • 投資信託とは何か
  • オススメの投資信託2つ
  • お金を運用する上で1番大切なこと

まずは、投資信託とは何かについて説明します。

投資信託とは何か

投資信託を一言でいうと、株の詰め合わせです。

普通の株式投資の場合は、自分で任天堂などの株(会社)を決めて買います。

 

一方、投資信託は、一つの袋に任天堂やトヨタ、ソフトバンクなど色々な会社の株が入っているものです。

 

では、株と比較して投資信託にはどのようなメリットがあるのか卵を例に説明します。

もし、卵を1つのカゴに入れていた場合、カゴが一つひっくり返ると全ての卵が割れてしまいます。

 

一方、複数のカゴに分散させると、カゴが一つひっくり返っても被害を最小限に抑えることができるということです。

 

カゴが一つというのが「株」の例で、複数に分散させているのが「投資信託」の例になります。

 

投資信託は、大きく増やす可能性も減りますが、大きく損をする可能性も減るので、安全に運用をしたい人に向いているということです。

 

では、実際に投資信託を買うとしてどの銘柄を買えばいいのかについて説明します。

 

投資信託は、日本だけでも5千種類以上あり、そのうちの99%は検討にも値しないものだそうです。

 

オススメの投資信託2つ

そこで、投資信託を選ぶためのポイントを1つ紹介します!

 

それは、手数料が安いものです。

 

これを聞いて、過去の実績が良いものとか儲かるものを買う方が大事だと思った方もいらっしゃるかと思います。

 

しかし、どの金融商品が上がるのか下がるのかはプロでも分からないようです。

 

ここで、何が儲かるかは誰にも分からないということを裏付ける興味深い話を紹介します。

 

1990年代に、アメリカの優秀なトレーダーがノーベル経済学賞の受賞者を集めた「LTCM」という会社を作ったところ、世界中の銀行や投資家から莫大な資金が集まったようです。

 

この世界トップクラスの頭脳が集まったドリームチームに多くの人が期待していました。

 

しかし、なんとその会社は5年でつぶれてしまったようです。

 

この話から、先のことは誰にも分からないということが理解いただたかと思います。

 

話を戻しまして、どの株が上がるかが分からない以上、投資信託を買う場合は、手数料を見るしかないということです。

 

なので、ネットや本などで、この商品は必ず上がると主張するものは嘘だと言うことが分かります。

 

もし、本当に儲かる商品が分かっていれば、人のお金ではなく自分のお金を運用するはずです。

 

では、具体的にどの投資信託を買えばよいのか、本書で紹介されているのは2つあります。

 

それは、こちらです。

  • 上場インデックスファンドTOPIX(国内投資)
  • ニッセイ外国株式インデックスファンド(海外株式の投資信託)

①が国内の投資信託で②が海外の投資信託です。

 

ネットで検索すれば、過去の実績などが出てくるので興味がある方は調べてみてください。

 

この2つの投資信託には、ある共通点があるのですが、気づきましたか?

 

それは、2つとも「インデックスファンド」であることです。

 

聞きなれないカタカナが出てきて頭が痛くなるかもしれませんが、どのような意味なのかを簡単に説明します。

 

投資信託には、大きく分けて2種類あって、1つがこの「インデックスファンド」でもう1つが「アクティブファンド」です。

 

インデックスファンドは、日経平均など、ある指標に沿って機械的に買うものなので、人件費がかからず手数料が安くすみます。

 

一方、アクティブファンドは、プロがリサーチして運用するので人件費がかかり、手数料が高くなるということです。

 

これを聞いて、プロが運用した方が安心ではないのかと思った方もいらっしゃるかと思います。

 

しかし、先程も説明したとおり、どれが儲かるかなんて誰にも分からなということに加えて、過去にプロが運用するアクティブファンドの平均がインデックスファンドに勝ったことはほとんどないようです。

 

以上のことから、手数料が安いインデックスファンドを買う方が無難であることが分かります。

 

もし、この動画を観て投資信託に興味を持ったという方は、1つ気をつけてほしいことがあります。

 

それは、銀行で証券口座を作ってはいけないということです。

 

株や投資信託を買う場合は、証券口座というものを作る必要がありますが、ネットで作ることをオススメします。

 

証券口座の作り方は本書ではもちろん、ネットで検索しても出てきます。

 

銀行で働く職員は、自分たちが儲かるように手数料の高いものをオススメするようです。

 

なので、投資をする場合は、銀行に近づかないことが得策であると言えます。

 

お金を運用する上で1番大切なこと

 

最後に、お金を運用する上で1番大切なことを紹介します。

 

それは、ちゃんと働くことです。

 

労働も投資であるため、自分という資本を大きくすることは安全で効率的な投資であると言います。

 

色々なところで言われていますが、一つの会社にしがみつくのはリスクであるため、他の会社でもやっていけるスキルを身につけることは、お金を運用すること以上に大事だということです。

 

スポンサーリンク

まとめ

これからの時代どうなるか分からない以上、どんな状況になっても働く術を身につけておくことが最強の保険になると言います。

 

本書は、お金の知識が全くない人が読んでも理解できるくらい、もの凄く易しく書いてくれています。

 

資産運用に興味があるけど難しそうと思っている方は、まずは本書をご覧ください!

カテゴリー
【関連記事】

<script><noscript><img src=

<script><noscript><img src=

実用書資産運用
サカキをフォローする
読書シンドローム

コメント

タイトルとURLをコピーしました