【青ブタ映画】の謎を徹底解説!あらすじ&感想も紹介!【ネタバレ考察】

こんにちは、サカキです!今回は、2019年6月15日に公開された『青ブタ』の映画のあらすじ・感想・を紹介します!
『青ブタ』というのは、2019年の冬にアニメが放送された『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』という作品の略称です。
そして、今回は、その映画『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』という作品の内容を紹介します。
タイトルが長いですね。笑
なので、ファンからは『青ブタ』とか『青春ブタ野郎』などの略称で呼ばれることが多いです。
この映画の感想を率直に言うと、メチャクチャ良かったです!!!
ただ、映画はアニメを観ている前提で作っているので、アニメを観てから映画を観ることをオススメします。
なので、アニメを観た方は是非映画を観るべきです!
さらに『青春ブタ野郎』が好きになること間違いありません。
もし、まだアニメを観ていない方は、今からでも遅くないのでアニメ好きは観るべきだと思います。
アニメは、U-NEXTで観ることができるのでオススメです!
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まだの方は映画が終わる前にお早めに!
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話を戻しまして、この映画では次の謎が明らかになりました。
- 牧之原翔子が2人いる理由
- 牧之原翔子と咲太との関係性
- 咲太の思春期症候群(胸の傷)の謎
- 映画のあらすじ
- 映画の内容(これ以降ネタバレ)
- 映画の特典
- 映画の感想
上記の謎については「映画の内容」の中で説明します。
▼映画の本予告はこちら
『青ブタ』映画のあらすじ
この映画では、アニメの最終話で放送された後の内容が描かれています。
つまり、主人公 梓川咲太の妹の花楓(かえで)の思春期症候群から回復した後の話です。
咲太と恋人の桜島麻衣が幸せな日常を送っている時に、咲太の初恋相手 牧之原翔子が現れます。
そして、2人は同居することになり、咲太と桜島麻衣との関係はギクシャクしてしまいます。
牧之原翔子にはなんと中学生と大人の2人が存在していました。
牧之原翔子はその理由を「私は時々大きくなる」と言います。
咲太は中学生の牧之原翔子が心臓の病気を患っていることを知り、病状が悪化することに伴い咲太の胸の傷が疼くようになりました。
なぜ、牧之原翔子は時々大きくなるのか?
この映画で牧之原翔子と咲太との驚きの関係性が明らかになります。
続いて、『青ブタ』の映画の内容に移ります。
これ以降ネタバレの内容を含みますので、まだ映画を観てないという方はご遠慮ください!
『青ブタ』映画の流れ(ネタバレ)
内容をザックリ箇条書きにすると次のとおりです。
牧之原翔子の正体・咲太の思春期症候群の謎を知りたい方は、読み飛ばしてOKです!
- 咲太の初恋の人 牧之原翔子が2人(中学生・大人)が咲太の前に現れる
- 牧之原翔子(中学生)は重い心臓病を患っており、牧之原翔子(大人)は未来から来たことが明らかになる
- 牧之原翔子(大人)は、中学生の自分はクリスマスイブに事故に合った咲太から心臓を提供されて生き延びることができたのだと言う
- 咲太は自分が死んで牧之原翔子を救うか、自分が生き延びて桜島麻衣との未来を選ぶかの究極の2択を迫られる
- 桜島麻衣は咲太に生き延びることを懇願する
- 咲太は一度桜島麻衣との未来を選択するも、結局牧之原翔子の命を救うことを選ぶ
- クリスマスイブの当日、咲太は事故に合うために外へ出るも、車にひかれる直前に桜島麻衣に助けられる
- 咲太の身代わりとなった桜島麻衣は命を落とす
- 家には牧之原翔子(大人)の姿もなく、咲太は2人を同時に失ってしまった
- 皮肉なことに咲太は胸の傷が治ったことに気がつく
- 咲太は絶望し、自分が生きていることを悔やむ
- 海へ行きひれ伏していると後ろから声をかけられる
- そこには牧之原翔子(大人)の姿があった
- 牧之原翔子は、事故で死んだ桜島麻衣の心臓を移植することで生き延びることができたと言う
- 桜島麻衣の命を救うには過去へと戻る必要がある
- しかし桜島麻衣を救うと牧之原翔子の命は救えない
- 牧之原翔子は桜島麻衣を助けるために咲太を過去に送る
- 咲太(未来)は牧之原翔子に会い、最後の別れを告げる
- 咲太(未来)は咲太(過去)が車にはねられる直前に身代わりとなることで桜島麻衣の命を救うことができた
- しかし、先程までいた牧之原翔子の姿は消えたことに気づく
- 咲太(未来)と咲太(過去)は一人になり、これしか方法はなかったと自分に言い聞かせる
- 咲太と桜島麻衣は、牧之原翔子(中学生)を救うことを決意する
- しかし、牧之原翔子(中学生)を救うと、咲太が中学生の時に牧之原翔子(高校生)に会うことはなくなり桜島麻衣と今まで過ごした時間もなかったことになる
- このままドナーが現れなければ死んでしまうという状況の牧之原翔子(中学生)に咲太は会いに行く
- 牧之原翔子(中学生)はすでに全てのことを知っており、今まで咲太に迷惑をかけてきたと謝罪し眠りにつく
- 後日、咲太と桜島麻衣が海へと行くと、そこには牧之原翔子(中学生)が元気走り回る姿があった
- 咲太はその子が牧之原翔子であることを思い出し「牧之原翔子さん!」と声をかける
- 牧之原翔子からは「はい!」と返事があり物語は終了する
この流れを読むとある程度の謎が解けると思いますが、分かりやすいように以下の内容をまとめたいと思います。
- 牧之原翔子の正体
- 咲太の思春期症候群の謎
- 牧之原翔子が現れた理由
順番に説明していきます。
牧之原翔子の正体
牧之原翔子(大人)の正体は、咲太の心臓を移植することで命拾いをして、未来から来た牧之原翔子です。
牧之原翔子は最初咲太に「時々大きくなる」と言ったのはウソだったことが分かります。
梓川咲太の思春期症候群の謎
咲太の思春期症候群は、ふいに現れる胸の傷です。
咲太は、この傷を妹の花楓がイジメによって記憶を喪失し、家族がバラバラになったことが原因であると考えていました。
しかし、実際は牧之原翔子さんの出現が咲太が思春期症候群を発症する原因でした。
なぜなら、牧之原翔子の心臓は咲太から移植された心臓であるからです。
一つの時間軸に、咲太の心臓が2つ存在するという矛盾から咲太の思春期症候群が発症しました。
花楓の思春期症候群の発症と咲太が牧之原翔子(高校生)と初めて出会った時期が同じタイミングであったため、勘違いするのも無理がありませんね。
牧之原翔子が現れた理由:咲太の命を救うため
牧之原翔子(大人)が咲太の前に現れたのは、咲太の命を救うためです。
桜島麻衣から咲太を横取りするためではありません。笑
ちなみに嫉妬する麻衣さんは凄く可愛かったですww
牧之原翔子(大人)は、咲太が桜島麻衣とクリスマスイブにイルミネーションを観に行く途中に事故で死ぬことを知っています。
そこで、牧之原翔子(大人)は咲太の死を阻止するために「クリスマスイブに私とイルミネーションのデートをしよう」と咲太をデートに誘います。
咲太が桜島麻衣とデートをすることを知っているため、これは絶対にイルミネーションを観に来ないようにして事故を防ぐための作戦です。
別の日に咲太は、桜島麻衣からクリスマスイブにイルミネーションを観ようと誘われます。
イルミネーションに行くと牧之原翔子に会ってしまうため、咲太はクラゲを観に行くことを提案しました。
ここまでは、牧之原翔子の作戦通りです!
しかし、クリスマスイブの当日、咲太は牧之原翔子を救うために自分の死を選択します。
信号の前で立ち止まり、車にはねられるのをひたすら待っていました。
そこで、咲太は牧之原翔子は自分を救うためにイルミネーションのデートの約束をしたことに気づき、待ち合わせ場所に向かって走り出したところに、雪でスリップした車が現れます。
ひかれると思った矢先に、咲太は背中を押され間一髪で助かりました。
しかし、その背中を押した人が桜島麻衣で、咲太の身代わりとなり死んでしまいます。
この場面は本当に辛かったです。
『青ブタ』映画の特典:青春ブタ野郎はホワイトクリスマスの夢を見る
映画の特典として、『青ブタ』のライトノベルがもらえました。
タイトルは『青春ブタ野郎はホワイトクリスマスの夢を見る』です。
ここでは、咲太と桜島麻衣がクリスマスイブにデートをする話が描かれています。
表紙は、身バレしないように変装している桜島麻衣です。
咲太が牧之原翔子と出会わなかった世界の話で、咲太と桜島麻衣の2人は水族館にクラゲを観に行きます。
この世界でもスリップによる車の事故が起こりますが、ここでは単独事故として扱われていました。
この後に、海で遊ぶ子どもの牧之原翔子と出会うという話に繋がってきます。
関連記事:【青ブタ映画特典】『青春ブタ野郎はホワイトクリスマスの夢を見る』あらすじ・内容
『青ブタ』映画の感想
『青ブタ』の映画でこんなに感動するとは思いませんでした。
映画の途中ずっとハラハラドキドキしていました。
私は特に衝撃を受けたのは次のことです。
- 牧之原翔子には咲太の心臓が移植されていること
- 咲太を救うために桜島麻衣が身代わりになったこと
- 桜島麻衣を救うことで牧之原翔子が消えてしまったこと
衝撃のオンパレードでした!
そして、この物語の肝となるのは、一人の命は一人の犠牲の上で成り立っているということです。
- 牧之原翔子を助けると咲太が死んでしまう
- 咲太を助けると桜島麻衣が死んでしまう
- 桜島麻衣を助けると牧之原翔子が死んでしまう
この映画が終わるまでは、最低でも一人が死んでしまうのかと思っていました。
なので、どのタイミングで終わるのかとずっとドキドキでした。
- 咲太が死を決意した時は「麻衣さんが可哀そう」だと辛くなり
- 麻衣さんが犠牲になった時は「絶対にここで終わるな!」を祈って
- 咲太が過去に戻った時は「牧之原翔子さんは助からないんだ」と思いました
特に、麻衣さんが死んだ時は本当にショックでした。
死に方がとてもリアルだったので、もの凄くヘコみました。
思い出すと今でも心臓が痛いです。
なにはともあれ、結局は3人とも無事で、アニメで伏線となっていた牧之原翔子の謎も解明されました。
観終わった後は心が浄化されたようでした。
今まで見たアニメ映画の中でも最高レベルに面白かったです!
映画を観ようか迷っている方は是非観ることをオススメします。
※追記(2019.7.19)
『君の名は。』でお馴染みの新海誠監督の新作『天気の子』を公開初日の朝イチで観にいきました。
本当に最高でした!!!
ネタバレなしで、レビューを書いているので、観に行こうか迷っている方は是非この記事を読んですぐに映画館に足を運んでください。笑

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