【ダイエット法】『ゼロトレ』石村友見~トレーニングのやり方を紹介!~
こんにちは!ブロガー兼VTuberのサカキです!
今回は、石村友見さんの『ゼロトレ』という本を紹介します。
本書は、ちょうど1年前に出版され、発行部数は70万部を突破するほど反響を呼んでいます。
今回の内容は、次の3つです!
- 「ゼロトレ」とは何か?
- あらゆるダイエットがムダな理由
- 「ゼロトレ』のやり方
『ゼロトレ』とは何か
まず、『ゼロトレ』とは何かについて説明します!
簡単に言うと「ゼロトレーニング」の略で、「体のパーツのポジションを本来の位置に戻すためのエクササイズ」です。
著者の石村さんは、「ゼロトレ」によって体形を改善すると、血流が良くなり痩せやすい状態にすることができると言います。
人が年齢を重ねるごとに体重が増えたり、体形が崩れてしまうのは、「あること」が原因であるとしています。
あることというのは「体のちぢみ」です。
例えば、長時間スマートフォンを見ていれば首がちぢみ、デスクワークをしていれば腰がちぢみます。
高齢者の背中が丸まり、身長が低くなるのは、体がちぢんでしまっているからということです。
また、体重が増えるのは、体がちぢむことで筋肉がかたくなり、基礎代謝が落ちることが原因であるとしています。
そして、体がちぢんでいるということは、体のパーツが「本来の位置」にないということになります。
なので、それぞれのパーツを元の位置に戻して、痩せやすい体にする必要があるというのが、「ゼロトレ」の考え方です。
あらゆるダイエットがムダな理由
続いて、「あらゆるダイエットがムダな理由」を紹介します。
著者の石村さんは、体がちぢんで基礎代謝が落ち、体形が崩れている状態では、何をしてもすぐ元に戻ると言います。
そのため、ジョギングや筋トレ、食事制限をしても痩せるのは一瞬で、ほぼ100%挫折するかリバウンドすると主張します。
このように言うのは、石村さん自身が間違ったダイエット方法によってお金と時間をムダにしてきたという過去があるからです。
今回紹介する「ゼロトレ」にはある特徴があります。
それは「ひとりでもできる」ことです。
石村さんは、スケジュールの関係で、プライベートレッスンをした人に数か月に1回程度しか会えないようです。
そのため、「ゼロトレ」を教えた人には、一人でもできるようになってもらう必要があります。
そこで、自宅で「ひとり」でできて、かつ「ムリなく継続できる」ような「ゼロトレ」を考案したようです。
「ゼロトレのやり方」
それでは、「ゼロトレのやり方」を次の順番で説明します。
- ゼロの位置に戻すべき5つのパーツ
- 用意するもの
- 「ゼロトレ」プログラム
具体的に、ゼロの位置に戻すパーツは次の5つです。
- 首
- 肩
- 背中
- 腰
- 足指
「ゼロトレ」によって、各パーツが本来の位置に戻ると、写真のように立った時に「耳→肩→ひじ→手首→ひざ→足首」が地面に対して垂直に、1本の線で繋がります。
5つのパーツの中で一番大事なのは、体の要である「腰」で、腰の位置がずれていると、他のパーツも総崩れになる可能性が高いようです。
実際に「ゼロトレ」を行うにあたって、用意するものは3つあります。
- ヨガマット
- バスタオル3枚
- 本(5、6冊)
写真のように、バスタオルを丸めて、本の上に角度をつけておきます。
私は、家にヨガマットがなかったので、ジュータンの上でやりました。笑
いよいよ実践です。
「ゼロトレ」のプログラムには、次の3つのステップがあります。
- ステップ0:「ゼロトレ呼吸」
- ステップ1:「ゆるめる」
- ステップ2:「ひきしめる」
ステップ0:「ゼロトレ呼吸」
まず、ステップ0:「ゼロトレ呼吸」から説明します。
① 肋骨と背中に手を添える
② 鼻から3秒かけて息を吸う
※この時に、お腹を膨らませることと肋骨と広げることを意識します
③ 口から7秒かけて息を吐く
以上が「ゼロトレ呼吸」のやり方です。
次に説明する「ゆるめる」と「ひきしめる」では、この呼吸法によって全身を緩め、各パーツをゼロポジションに戻していきます。
ステップ1:「ゆるめる」
続いて、ステップ1:「ゆるめる」に進みます。
「ゆるめる」は5種類ありますが、ここで紹介するのは「両腕の上げ下ろし」の1種類です。
これは、2つのステップで行うことができます。
① 先程説明したゼロトレ呼吸法により、3秒かけて鼻から息を吸いながら、両腕を写真の位置まで上げる。
② 7秒かけて口から息を吐きながら、腕を大きく回して下ろす。
これを3セット行います。
ステップ2:「ひきしめる」
続いて、ステップ2:「ひきしめる」について説明します。
① 仰向けに寝て、人差し指で下腹部の両サイドを抑える。
② 口から息を7秒かけて吐き、軽く咳をして、お腹が硬くなったことを確認する。
※石村さんは、これを「壁」と表現しています。
③ この「お腹の壁」をキープしたまま、「鼻から3秒吸って、口から7秒吐く」という「ゼロトレ呼吸」を5回繰り返します。
「ゼロトレ」の流れは以上です。
まとめ
私も実際にやってみましたが、筋トレやジョギングとは比べ物にならないくらい楽でした。
誰でも簡単にできるというのが「ゼロトレ」の人気理由であると思います。
石村さんは、この「ゼロトレ」をまずは4週間毎日続けることを推奨しています。
4週間と聞くと大変だと思うかもしれませんが、他のダイエットよりははるかに楽です。
今回は、「ゼロトレ」プログラムのステップ1:ゆるめるを5種類のうち1種類のみを紹介しました。
もし、他の4種類も知りたいという方は、是非本書をチェックしてみてください。
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