一色伸幸『さよなら、うつ』~うつ病についてわかるコミックエッセイ~
こんにちは!
みなさん、うつ病についてご存知でしょうか?
なんと、日本では10人に一人がうつ病であることがわかっています!
この数字が多いのか少ないのかはよくわかりません。
しかし、周りを見渡してみると、半分以上の人が病んでいるように思えてしまうので、私的には、もっと多いのかと思っていました。
この数字は、うつ病と診断された人しか計上されていないので、本当はうつ病だけど病院に行って診断されていないから数に入っていないという人は結構いる気がします。
今回紹介する『さよなら、うつ』という本は、脚本家であり小説家である一色伸幸さんが、うつ病を経験されたときの実体験をコミックエッセイにしたものです。
マンガですので、文字だけの本が苦手な方でも読みやすくなっています。
この本を読めば、個人差はあると思いますが、うつ病の人がどんな気持ちで、そしてどんな世界を生きてるのかが理解できるはずです。
うつ病は誰もがなりうる病気!?
近年、うつ病の患者が増える傾向にありますが、うつ病についてまだ分かっていないことが多いようです。
また、確実な対処法もないため、誰もがなりうと考えられています。
実際、私も仕事などで辛いことがあったとき、自分はうつ病なのではないかと思うことがあります。
今病院に行けばうつ病として診断されるのではないかと。
このまま辛い毎日を過ごすなら、いっそのことうつ病と診断してもらい、少しでもよくなるのであれば治療をしてもらいたいと思うことがあります。
しかし、自分は本当にうつ病なのか、それとも一過性のものなのかわからなくもなります。
本当に辛い時は、まず朝起きられず、食欲もなくなり、次の日に仕事に行くことが怖くてなかなか寝つけないという状態になります。
朝起きられないのが本当にしんどくて、起きなきゃいけないことは分かっており、目は覚めているのに体が起き上がらない。
結局、家を出る20分前にもし仕事に遅刻してしまったらという恐怖に耐えられず、無理やり体を起こして慌てて準備をすることになります。
そして、仕事に行ってからも頭が痛く、全然集中ができないためミスも増え、そして怒られるという悪循環が繰り返されています。
このような時、自分ではうつ病だと思っていますが、私の場合、上司の機嫌がそんなに悪くなければ、すぐに体調がよくなり朝もちゃんと起きられるし、夜もしっかり寝られるようになります。
もし、常に辛い状態が続いていれば本当にうつ病になりかねませんが、今は辛くないときもあるので、ギリギリうつ病にならずに済んでいると言えます。
本当に生きるのが嫌になりますよね( ;∀;)
受験勉強の時も死ぬほどつらかったですが、確実に人間関係のストレスの方が辛いということを実感しています。
私は、本当に死にたくなった時は、なんの思い入れもない今の仕事を辞めようと思っています。
子どもの自殺はよくニュースになっていて注目されていますが、実際には大人の自殺の方が圧倒的に多いのです。
みなさんも本当に辛くて死にたくなったときは、仕事を辞めても離婚しても生活保護をもらってもいいと思います。
生きるのは辛いですが、今よりもいい場所がどこかにあるはずです!
うつなんかとは、さよならしましょう!
死ぬことを考えたくなるとは思いますが、せっかく生まれたので生きぬいてやりましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
コメント